音楽教室ボーカルスクール声楽レッスンノート コンコーネ50番のNo.9とNo.15、初級修了演奏試験の対策

コンコーネ50番のNo.9とNo.15、初級修了演奏試験の対策

声楽教室のレッスンノート

レッスンノートって?レッスンノートって?

新年度が始まりました!フレッシュで初々しい時期です。レッスンノートも、今回から新たな書き方になりました。もしかしたらまだ慣れないかと思いますが、より読みやすく親しまれやすいものになれば…と願っております。

さて、レッスンお疲れさまでございました!今回のレッスンでは、主に初級修了演奏試験の対策を行いましたね。以下のように、項目別にまとめました。


<試験対策 コールユーブンゲン>
No.19b、No.43d、No.60をやりました。見ていくうちにだんだん正確に歌えるようになっていきましたね。ポイントや課題点は以下のとおりですので、また参考にしながら復習なさってみてくださいね。
*歌う前にテンポを決める。
*ピアノで鳴らされる最初の音を聴いたら、心の中で一度歌い、最初の音から堂々と入る。
*間違えても気にせず、先へ進んでいく。
*伸ばす音は、例えば2拍伸ばした場合、3拍目に入るところで切る。
*ブレスは、記号のあるところか休符でとる。
*ブレスが苦しいときは、テンポを速めてみるのも作戦の一。


<コンコーネ50番 No.9とNo.15>
今回は、苦手とされている3拍子系の曲をピックアップしてみました。どちらの曲も、前にやったときに比べてとても良くなっていましたね。No.15のシンコペーション地帯も見事にクリアされました。課題としては以下のとおりです。
*体は柳のようにしなやかに、でも安定させておく。
*上の音に上がるときは、声を下に向けるように発声してみる。
*気持ちやや浅めの声を意識し、かつ口の奥が上方に伸びる感覚を持つ。
*音を一個一個区切らず、グラフ状にすると曲線になるかのように紡いでいく。このとき、息の圧にムラが出ないようにするとうまくいきやすい。
*いずれの曲も、コールユーブンゲンのごとく、歌い始めの準備(テンポを決めたりはじめの音を堂々と入ることなど)が大切。


<試験対策 O cessate di piagarmi>
世界観を表現されていて、素晴らしい歌唱でした。何度も練習されたのではないでしょうか?このまま歌い込み、イタリア語を自分の言葉にすれば、もっともっと入り込むことができるかもしれません♪ 練習の際は、以下の点を再度振り返っていただきたいと思います。
*子音を今の2倍くらい出す。
*子音はやや早めに入り、母音で拍に来るようにする。
*同じ歌詞が繰り返されるときや、はじめに戻ったときは、表現に落差を付けてみる。譜面を見つつ朗読練習をすると効果的♪
*同音が続くところは、テンションが下がらないよう、音が上がっていくかのように歌う。
*アクセントでは、音をポーンと放って歌う。ただ、放った後に体が緩まないように気を付ける。
*伸びる音では、一度音を出したら響きだけ残して放置する。ただ、次の音に続く感じやフレーズ感を保ちながら行う。


<総評>
今回は、試験対策を中心にやっていきましたが、特に「O cessate di piagarmi」はやり込んでいる感があって大変良かったです。コンコーネも、(試験には関係ないですが)是非世界観を構築していただいて、思う存分表現なさってみてくださいね。今日は、発声的にも良い声を見つけることができました。これまでの声よりもやや浅めを意識し、口を上・縦にして声を放っていくと良いでしょう。細く、高く、明るく、豊かな響き・・・。テノールの場合、それらを追求することが長年の課題となるかと思いますが、今日もまた一歩進めましたね♪ 声の改善を見ることは、私としてもとても嬉しいことです(^^)
このレッスンノートを書いたコーチ

音大の大学院にて日本歌曲の研究に専念。歌う愉しみを伝えるレッスン

レッスンノート ページ先頭へ