【幼児向けピアノ楽譜】初心者の子供でも弾けるおすすめ教本＆曲集10選

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ピアノを弾くのに必要な楽譜ですが、何千種類もの楽譜が販売されているのでどれを選ぶか悩みますよね。
特に子供には、楽しみながら練習できる楽譜を選びたいものです。

そこで今回は、子供におすすめのピアノ楽譜10選を元ピアノ講師がご紹介します。
その子ににあった楽譜の選び方も解説しますので、この記事をご覧いただき、楽譜選びの参考にしていただけると嬉しいです。

子供のピアノ楽譜の選び方

ピアノの楽譜と一言で言っても、たくさん種類があります。
今購入したいのはどのような楽譜なのか、子供が楽しんで練習できるのはどんな楽譜なのかを考えてみましょう。

楽譜の目的によって選ぶ

ピアノ楽譜には「教本」や「ワーク」などの学ぶための本と、人気曲の楽譜がたくさん収録されている「曲集」の2種類に分けられます。

ピアノの弾き方や、音感のトレーニングなどを目的とする場合は教本。
楽譜の読み方や書き方を書いて覚える教本はワークと記載されている本を探しましょう。

学ぶためではなく、ピアノのレパートリーを増やすために曲をたくさん弾きたいのであれば、曲集が最適です。

レベルに合わせて選ぶ

子供は年齢やピアノを弾いている期間によって、弾ける楽譜のレベルが全く違います。
特に曲集の場合、初心者用の楽譜から上級者レベルまで幅広い楽譜が販売されています。

ピアノの楽譜のレベル分けは、

• 「入門(導入)」
• 「初級」
• 「中級」
• 「上級」

となっています。
ピアノを始めたばかりの子は、入門(導入)レベルの楽譜を選びましょう。

挿絵の好みで選ぶ

こどもの楽譜には、可愛い挿絵が描かれている本がほとんどです。
挿絵があることで、練習を始める前から子供が曲に興味を持つことができます。

また曲の雰囲気をイメージで捉えて演奏できるので、表現力や想像力を鍛えられるのです。

子供初心者向けおすすめピアノ教本5選

ここからはおすすめの教本を5冊とおすすめの曲集を5冊、合計10冊をご紹介します。
それぞれの楽譜の特徴とおすすめのポイントを解説しますので、参考にしてみてくださいね！

それではおすすめの教本5冊からご紹介します。

ピアノひけるよ!ジュニア(1)

出典:Amazon

ピアノを0から始める子供向けの教本です。

ピアノひけるよ!ジュニアは、日本の子供の全員が知っている童謡や子供の歌でピアノの基本が学べます。
知っている曲の練習は、完成形がわかっているので練習に取り組みやすく、知らない曲を練習するよりも早いペースで完成できるのです。

知っている曲がどんどん弾けると、子供のモチベーションも上がりやすくなりますよ！

新版 みんなのオルガン・ピアノの本1

出典:Amazon

1957年に誕生してから、ピアノ導入の定番として使われてきた教本です。
今活躍されているピアノの先生も、このオルガンピアノの本で育った方が多いのではないでしょうか。

オルガン・ピアノの本に掲載されている曲は、この教本のために作られた曲です。
全曲にタイトルと歌詞がつけられているので、曲の雰囲気を言葉で感じ取りながら練習できます。

1曲目から両手の使う指を少しずつ増やしていき、1巻の中で両手をバラバラに動かす弾き方ができるようになります。

トンプソン 小さな手のためのピアノ教本

出典:Amazon

アメリカで作られた教本ですが、全ての曲に日本語の歌詞がついています。

この教本の面白いところは、曲ごとに挿絵がすべて白黒で描かれており、弾き終わるとぬり絵としても楽しめます。

曲を絵と音楽の両方から感じ取り、子供なりに曲の理解を深めていける教本です。

ピアノランド(1)

出典:Amazon

ピアノランドは、この教本のために書き下ろされた可愛らしい曲ばかりが収録されています。

子供の知らない曲ではありますが、覚えやすいメロディーと楽しい歌詞が合わさって、音感を総合的に伸ばしながら練習できる教本です。
全曲、先生の伴奏や別売のCDに合わせて連弾を楽しめます。

バーナムピアノテクニック(導入書)

出典:Amazon

バーナムは、8小節程度の短い曲がたくさん収録されている全7冊の教本です。
1曲ずつタイトルと棒人間のイラストで曲が表現されていて、動きのイメージを持ちながら練習できるのがこの教本の特徴です。

1曲1曲がテクニックの習得にとても優れているので、大人のレッスンでも使われてます。

子供向けおすすめピアノ曲集5選

次に子供向けのおすすめ曲集を5冊ご紹介します。
曲集を探す時の演奏形態の違いに注意が必要です。

ピアノの楽譜には1人で演奏する「ピアノソロ」や、2人以上で演奏する「連弾」、歌の伴奏などに使う「伴奏用」などがあります。
これらは全て楽譜の書き方が違いますので、間違えて購入しないように気をつけましょう。

今回は全て子供1人で演奏できるピアノソロの曲集をご紹介します。

うたえる！ ひける！ ピアノ曲集 1

出典:Amazon

幼児（4歳前後）でも弾きやすい曲が収録された曲集です。
最初から両手バラバラの動きが出てきますが、鍵盤の移動が少なく手を固定したまま演奏できます。

楽譜が大きくてみやすいことから、楽譜を読む力や初見（楽譜を見てすぐに演奏する力）の練習にも使用できます。

こどものための 楽しくひける ピアノ発表会曲集

出典:Amazon

導入の本が終了した頃から弾けるレベル感の曲集です。
NHK教育テレビ（Eテレ）で使用されている曲や、ジブリ・ディズニーなど子供に人気の曲が詰まっているので、曲集はこれを持っておけば間違いない一冊です。

1曲が3〜4分程の長い曲なので、3ヶ月程度の時間をかけて練習に取り組みましょう。

らくらく弾ける! スタジオジブリ作品集 ~ドレミふりがな&指番号付!

出典:Amazon

ドレミのふりがな付きなので、楽譜が苦手な子でも練習しやすい曲集です。
指使い（指番号）も全て書いてあるので、自宅で練習する時も弾き方を自分で導き出すことができます。

今回はジブリ作品集を取り上げましたが「ピアノソロ　らくらく弾ける！」シリーズは、クラシック、ポップス、ディズニーなど他の曲集も販売されていますので、興味がある方は探してみてください。

ソロ こどものクラシック100曲集

出典:Amazon

4歳頃から小学校高学年まで長く使えるクラシック曲集です。

原曲では少し難しいクラシック曲が、子供でも取り組みやすい簡単アレンジで収録されています。
現役の幼稚園の先生やピアノの先生が選んだ曲集で、耳にしたことがある名曲ばかりが選曲されています。

いっしょにうたおう！4～6才に人気のうた～世界中のこどもたちが～

出典:Amazon

今回ご紹介した楽譜の中では、少し難しいレベルの曲集です。
左手で和音を弾いたり、動きのあるフレーズが出てきたりと弾きごたえがあります。

収録されている曲は「お母さんといっしょ」や「しまじろうのわお！」「プリキュア」や「仮面ライダー」まで、子供にに人気の曲ばかり！

発表会など少し難しい曲にチャレンジしたい時におすすめの曲集です。

ピアノ楽譜が1曲ずつ購入したいなら『ぷりんと楽譜』

出典:ぷりんと楽譜

これまでに紹介してきたのは本として出版されている楽譜でしたが、1曲だけ楽譜を購入したいのであれば、「ぷりんと楽譜」というサイトがおすすめです。

大手ピアノメーカーのヤマハが運営しているサイトで、童謡から最新ヒット曲までさまざまなレベルの楽譜が販売されています。
1曲300円前後で購入すると、自宅で印刷してすぐに練習に取り掛かれます。

「これが弾きたい！」という曲が決まっている時にぜひ利用していただきたいサイトです。

見本演奏と一緒に練習できるピアノ練習アプリ『flowkey』

出典:flowkey

「flowkey（フローキー）」は楽譜と見本演奏をみながら練習できる、ピアノ独学アプリです。
クラシックや洋楽が多めではありますが、ジブリ映画の曲や邦楽、童謡など1500曲の楽譜を見ることができます。

ピアノと連動して楽譜の今弾いているところをガイドで示してくれる機能があるので、弾いているところを見失うことがありません。
アプリ内で弾き方のレッスン動画も視聴できるので、ピアノ教室にいく前にお試しでピアノを始めてみたい方にもおすすめです。

まとめ

子供がピアノを弾いていて1番モチベーションが高まるのは、練習していた曲が弾けるようになった時です。
好きな曲が自分の力で演奏できるようになった時の達成感は、何よりの自信になり子供の心を強くします。

ピアノ教室に行っている人は担当の先生ともよく相談しながら、子供にあった一冊を探してみてくださいね。