音楽教室ボーカルスクール声楽レッスンノート 体と感性のエクササイズ、コンコーネ6・7番、早春賦

体と感性のエクササイズ、コンコーネ6・7番、早春賦

声楽教室のレッスンノート

レッスンノートって?レッスンノートって?

今日もお仕事の後のレッスン、お疲れさまでございました!当レッスンノートからタイトルが付くことになりましたので、とりあえずレッスンでやった内容をざっくり書くことにしました。

さて今回は、体の緊張や弛緩のエクササイズから始めました。頭を動かさないようにしたときとそうでないときとの、それぞれの呼吸の違いの差を感じていただきました。「〜しなければならない」「〜すべきではない」といった観念は、体や心を縛り、余分な緊張を招いてしまいます。頭を動かさないようにと意識するあまり、呼吸が辛くなったことと思います。でも、頭を動かして良いと考えたときは、比較的楽に呼吸できましたね。歌うときは、いかにニュートラルな状態でいられるかが大事です。今後のレッスンでも同様のお話をしていこうと思います。

それから、自分自身が地球になって水を感じるといった感性のエクササイズでは、イメージするということの大切さや効果を感じていただきました。演劇やオペラでは必ず役に立ちますが、歌曲であっても表現には不可欠なトレーニングなので、今後もときおりやっていきましょう!

コンコーネの6番と7番は、先のエクササイズの乗りのままイメージングを強化して歌っていただきました。その結果、音楽が生き、フレーズの取り方もより自然な状態に近づきました。そこでさらに私とイメージ共有をしたところ、アンサンブルもしやすくなり、思わず嬉しくなりました! もし仮にピアニストと合わせる機会があれば、積極的にイメージ共有をしてみてくださいね♪ 理論的な話をすると、7番では十六分音符のリズムの取り方が三連符のようになってしまわないよう、少しだけ気を付けてみましょう。十六分音符は思ったより鋭いリズムですね。そこを除けばソルフェージュ面は特に問題がないので、テンポも自由に揺らして歌ってみる(無理に揺らすのはいけませんが)ことで、より世界を表現しやすくなるかもしれませんね。いわゆる型破りです^^

唱歌「早春賦」では、同じく歌詞の世界をイメージしたり、実際に大ホールで歌うシチュエーションを設定したりして朗読や歌唱を行っていただきました。全く同じ状態ではないものの、適度な緊張感を持って本番シミュレーションができましたね。こういった練習を日常的に行うことで、本番との落差を埋めやすくなるのではないかと思います。もちろん本番は普段どおりいかないものですがね^^;

「早春賦」は音域が広く、唱歌といえど難しい一曲です。今日は、声のポジションを上のままにするか下のままにするか試してみました。要は声を響かせる部位の “感覚” の問題です。今回見たところ、上のポジションのまま歌い通したほうが安定して聴こえました。とりあえずは上を意識しましょう。ただ、いつもお伝えしているように、高い音ほど下へ向けて息を送るのは変わりません。つまりそれは、重心が上がらないようにするということです。下半身や腰で上体を支え、呼吸は常に深くしておきます。が、日頃から意識して身に染み込ませることが肝心ですね。あと高い音では、自然な範囲で言葉を犠牲にし、ノドに負荷がかかりにくくなるようにするのを心がけてみましょう!

今回はイメージングを中心としたレッスンを展開しましたが、いかがでしたか?イメージングはとても大切ですが、それを伝えるための道具こそスキルです。どちらもバランス良く育んでいけると良いですよね♪^^
このレッスンノートを書いたコーチ

音大の大学院にて日本歌曲の研究に専念。歌う愉しみを伝えるレッスン

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