音楽教室ボーカルスクール声楽レッスンノート コンコーネの25番、箱根八里、故郷、うれしいひなまつり

コンコーネの25番、箱根八里、故郷、うれしいひなまつり

声楽教室のレッスンノート

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今日は陽気な日になり、お互い元気にレッスンすることができて良かったです!お疲れさまでございました。

今回は、まずは軽いエクササイズから入り、コンコーネの25番、唱歌「箱根八里」「故郷」、および童謡「うれしいひなまつり」へと入っていきました。

コンコーネの25番では、構想を練ってイメージを創り上げたことで、説得性のある歌唱となりました。音程が下がり気味だったことや、レガートが途切れがちなところは節々に見られましたが、気持ちというものがそれをカバーしていたように思います。つまり、多少のスキルの穴は、イマジネーションや表現力で埋めることができるというわけですね。また、別の設定を即席で作って歌っていただきもしましたが、今度は音程の打率が上がったものの、即席だったせいか芸術性がやや欠けてしまいました。やはり曲を練習して温めていくことは大切なことだなあと、私は 痛感しました。

唱歌「箱根八里」(本居長世編曲バージョン)は、何度もお伝えしたように、勇ましくて格好良く歌われていましたね。心外だったらすみませんが見事にハマっていて、特にはじめのほうの “万丈のやま…” のところなど、景色が浮かぶくらい堂々としていましたよ。音源を参考にしつつ練習されたかもしれませんが、ffの極意を感じるほどだったと思います。あとは、全体的に子音を立てることと、弾むリズムのところでピョンコ節を意識すると、より地に着いたように仕上がり、もっと聴き手へのアプローチもできるようになると思います。さらには、力まないように気を付けましょう。ガッツを秘めても良いのですが、幾分の冷静さも必要となります。次回は山田耕筰編曲バージョンなる「箱根の山」をやりますが、テンポが速くなって調も上がるために より気分が高揚しやすいので、重心を下げて、そして下げて下げて…歌っていきましょう。

唱歌「故郷」では、歌詞を間違えてしまいましたが、楽譜にかじりついて歌うよりは遥かに良かったと思います。是非その姿勢をこれからも貫いてください。箱根八里の次に歌ったためか、音程も割と安定していましたね。この歌にリアリティを込めて歌うのは案外難しいものがありますので、外国などに旅行に行かれた際、是非口ずさんでみてください。今日よりももっと味わい深く歌えるでしょう。ただ歌い手として考えるならば、自分自身が味わうことも大切ですが、なにより聴き手に味わってもらうことのほうがもっと大切です。自分が酔うのではなく聴き手を酔わせる、ということですね。これは長年の声楽経験があっても、非常に難しく、答えの出ない課題かもしれません。

最後にやった童謡「うれしいひなまつり」では、日本的で典雅な旋律に合わせた跳躍の歌い方を追求してみました。例として、最後の “たのしい” の “い” で上がりますが、ここをポーンと上がるのではなく、ずり上げるようにして歌うことで日本らしさが増します。日本的な歌い方としては、西洋のそれとは違って重力に従う傾向にあります。やり過ぎると誇張されすぎてしまってピアノ伴奏と相容れなくなってしまいますが、ある程度そういったエッセンスを入れてこそ、日本の歌と西洋音楽の融合体が創り上がると思いますね。この曲は、太鼓や箏を使って歌ってみたいものですね。ピアノ伴奏をしているだけで、それらの音が聞こえてきそうですもの!

今回のレッスンは、総じて元気溢れる感じでした。蛍光黄緑の服のお蔭だったんでしょうか^^ 音程がぶれたり、音の一本道からやや脱線しかけるときがありましたので、そこに気を付けつつ復習をしていただきたいと思います。そして子音を立て、聴き手にアプローチしていく…。これからはそこを強化していきましょう♪
このレッスンノートを書いたコーチ

音大の大学院にて日本歌曲の研究に専念。歌う愉しみを伝えるレッスン

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