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InDesignの機能全般の応用部分をご案内

InDesign教室のレッスンノート

レッスンノートって?レッスンノートって?

普段お使いのInDesignについて、ご不明点などをご案内しました。
主なご相談内容を振り返りとして記しましたので参考にしてください。

【段落の間の空きについて】
著者が指定した段落間の空き(段落の間の空白改行)の処理方法についてご相談。
レッスン後も少し検証してみましたが、やはりご案内した通り[段落スタイル]を分ける形が一番シンプルなようです。
スタイルが増えるため、少し煩雑ではありますがご検討ください。

【正規表現を利用した検索】
正規表現を利用した原稿整理についてご相談。
例えば空行を削除したい時、正規表現で[検索][置換]すれば、目視で作業するよりも負担が軽くなります。

空行のスペースを維持したい時は、[段落スタイル]と[検索置換]を併用します。
まず[段落スタイル]の「インデントとスペース」で「段落前のアキ」または「段落後のアキ」を設定します。
次に、検索画面の検索項目には正規表現検索で「空行の次の段落を検索」する式を入力。[置換形式]に置き換える[段落スタイル]を設定しましょう。

検索手順の順番としては……。
(1)空行の次の段落を選択する正規表現の条件式で検索→指定した[段落スタイル]で[置換]。
(2)[検索置換]で空行を削除

という2段階の手順になります。

正規表現の資料として、市川せうぞー氏による「InDesignの正規表現一覧」のアドレスを書いておきます。
http://www.seuzo.jp/st/Other/InDesign_regex.html

こちらはCS3でのリストですが、基本は今のバージョンでも変わりありません。
本日の検証とあわせて参考にしてみてください。

【インデントの方法】
対談などで参加者の名前などを強調するため、1行目が突き出す形のインデントをつくる方法についてご相談。2つの方法をご案内しました。

(1)シンプルなのは「ここまでインデント」を使う方法。
  「特殊文字を挿入」→「その他」で「ここまでインデント」を挿入します。
   挿入した位置にあわせて、2行目以降が揃います。

(2)[段落スタイル]の「インデントとスペース」を利用する方法。
   ・「左/上インデント」で必要な字数を字下げ(例:39Q)。
   ・「1行目インデント」に、下げた字数分をマイナスで入力(例:-39Q)。
   ・2段落目以降は改行後、タブを入力して揃える

元々が天付き(てんつき:段落1行目が字下げしていない状態のこと)の段落の場合、2段落目以降も行頭が天付きになるのが難点です。
考えられる対応方法は、「2段落目以降は別の[段落スタイル]を適用する」か、「段落の先頭に全角スペースを入力する」か、でしょうか…。
個人的には、全角スペースを入力する方がラクだと思います。

【フォントのバージョンによる字形について】
和文フォントはバージョンにより、収録している漢字の字数が異なります。
フォントのバージョンは、フォント名の後についている「Std」「Pro」「Pr5」「Pr6」という表示で見分けます。
モリサワフォントを例にしてそれぞれの基本的な収録文字数を記します。
参考にしてください(メーカーにより多少差があります)。

Std 9,354字(漢字7,014字/他2,340字)
Pro 15,444字(漢字9,138字/他6,306字)
Pr5 20,317字(漢字12,616字/他7,741字)
Pr6 23,058字(漢字14,463字/他8,395字)

漢字だけでも、Std と Pr6 では、収録文字数に2倍以上の差があります(ちなみに、漢字以外でも、丸付き数字などの記号類に収録数の差があります)。
様々な字形を扱う本文書体には、なるべくPr6フォントを利用しておくと便利です。

……便利ではありますが、利便性とデザインは、必ずしもイコールではありません。
デザインによっては、「Std」「Pro」しかないフォントの方が好ましい場合もあります。
いざとなれば「作字」をすれば良いだけのことですから、私としては、以上の条件があることを気に留めた上で、自由に書体選びを楽しんでいただければと思います。


以上長くなってしまいましたが、授業のメモがわりにご参照ください。
このレッスンノートを書いたコーチ

ソフトの基本操作から印刷発注のノウハウまで、デザインのプロに学ぶ!

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