■同様の計算を縦や横にコピーする
(オートフィル)
計算式や関数を入れたセルや、日付、時間等が入った一つ目のセルを選択します。
選択しているセルの右下の黒い点の上にカーソルを合わせます。
カーソルが細い十字になったら、横か下にドラックします。
ドラックした所まで、式や日時がコピーされます。
日時の場合は『1月、2月、3月…』と言った具合に連続したデータが入力されます。
■関数の入力方法について
ホームタブ、右上の『Σ』のマーク右▼をクリック
または数式タブのメニューを使う方法や様々な方法があります。
■関数の基本形
=関数名(引数1,引数2,引数3...)
= に続き関数名とカッコで引数を囲むのが基本です。
引数はカンマで区切られます。
=SUM(1,5,10) 1,5,10の値を合計 16 と表示
=SUM(A1:A10) A1セルからA10セルの値を合計
=SUM(A1:A10,C1) A1セルからA10セルの値を合計しさらにC1セルの値も合計に含む
■複数シートの選択と操作
複数シートを選択すると画面上部中央のファイル名右側に
[作業グループ]と表示されます。
この状態で選択中複数のシートをいっぺんに編集が行えます。
セルの色を付ける書式などはもちろん、文字の入力や関数も、
選択中の複数シートにいっぺんに操作が行えます。
http://kokodane.com/tec2_38.htm
■複数シート間の串刺し演算
複数のシートの特定のセル番地の値をすべて合計することができます。
集計を表示させたいシートのセルを選択します。
↓
『Σ』ボタンでSUM関数を呼び出します。
↓
最初のシートをクリック(画面左下)
↓
集計したいセル(数字や文字の場所)をクリック
↓
最後のシートをクリック(画面左下)
↓
Enterキーを押す
これで複数シートを横断した形で特定のセルの内容の合計が出せます。
| Sheet1 | Sheet2 | Sheet3 | 合計 |
例として、シートが上記のようにあり、『合計』シートの『A1』セルで串刺し集計した場合、
A1セルには以下の式が入力されます。
=SUM(Sheet1:Sheet3!A1)
意味 Sheet1からSheet3のA1セルの値を合計する。
記号『 : 』は 『何処から何処まで』の『から』に相当します。
記号『 ! 』は 『○○シートの…』の『の』に相当します。
■セルの参照
セル内にある文字や内容をコピー&ペーストではなく『参照』をすることで、
元の数値や文字が変更されてもすぐに反映をすることができるようになります。
参照は セルに『 = 』を入力した後、参照元になるセルをクリックします。
別のシートのセルを参照する場合は『 = 』入力後Sheetを
クリックしてからセルをクリックします。
また、別のExcelファイルを開いていれば、
同様の方法で別ファイルの内容を参照することができます。
■セルの書式設定
ctrl + 1 選択中のセルの表示形式を設定できます。
数値 日付 文字列等
日付等で、曜日の表示や年月日等の表示をアレンジしたい場合は、対象のセルを選択し、右クリック『セルの書式設定』で表示されるダイアログボックス『表示形式』タブから
詳細な設定が行えます。
■日付も時間も実は数字で管理されています。
セルに日付(例: 2/2 )と入力すると、2月2日 と表示されますが、
数式バーでは 2015/2/2 と表示されます。
このセルを選択して、セルの書式設定を開き、書式を『標準』にすると4万以上の数字になります。
また、12:00 と時間が入力されたセルの書式を『標準』にすると、0.5という数字になります。
これはエクセルが1900年1月1日を整数の1として管理しており、今年の日付がそこから数えて4万日以上という値で内部的に管理しているためです。
つまり1日は整数で1となり、一日の半分の12:00(12時間)は0.5という値を内部的に持っています。
Excel内部では日付は実は数字で管理されており、見た目上の表示を日付や時間等の、様々な表示形式に変化させて表示しています。
この日付の為の値を『シリアル値』といいます。
セルの初期設定の『表示形式』→『ユーザー設定』を選択し、入力欄に設定を選択、または入力をすると、表示形式を様々に変えることが出来ます。
例:
m"月"d"日" → 2月2日
mm/dd → 02/02
yyyy/m/d → 2015/2/2