趣味の習い事カメラ教室レッスンノート 写真はレンズとカメラを通して見た世界です

写真はレンズとカメラを通して見た世界です

カメラ教室のレッスンノート

レッスンノートって?レッスンノートって?

肉眼で見るのと同じように写真に撮る、これがもっとも難しい撮影です。
なぜなら、人間は見たいように見ているので、見えているイメージ、記憶しているイメージは
脳内で勝手に作られたものです。

写真は、レンズとカメラとセンサー(とその処理方法)によって、一元的にイメージが固定されて記録されますので、見た目や記憶と違って写っていた、ということが往々にして起こります。

逆に、これは素敵な写真だな〜、よく撮れたな〜、感動的な写真だな〜、というような場合、
なぜその写真がそう見えるのか、には、ある程度の理屈があります。
なぜそういうトーンに描くことができたのか、なぜそのような明るさになったのか、
というようなことは、技術的に説明がつきます。

もちろん、説明がつかない部分もたくさんあるから、作品として優れていることもあると思いますが、
説明のつく部分があってこそ、プラスアルファの部分(感性とかセンスとか言われている部分)が活きてくるわけですね。

写真上達の近道はありません。まずご自身のカメラでたくさん撮ることです。
カメラは道具ですので、料理で言えば包丁とおなじように、
それを使いこなすことができてはじめて、良い結果が生まれます。
理屈を知らなくても鍛錬しなくても、包丁は使えますが(ものは切れますが)、
どのように構えて、どのような角度で素材に刃を入れるかによって、
味も違ってきますね。

また、工夫することが大切です。もし撮りたいイメージがあるなら、それに近づくように工夫をする、
具体的には、何枚も撮ることが、上達への近道です。
ピントが合わないなら、なぜ合わないのか、合わせようと工夫してみてください。

具体的には、デジタルカメラでは次のことをカメラの中で行っています。

①被写体にカメラ(レンズ)を向けてシャッターを半押しにすると、被写体の明るさを図り
②被写体のある部分にピントを合わせ
③①で計測した明るさに合わせて、撮影条件を設定し
シャッターボタンを押すと
④レンズから通ってきた光をセンサーで受けて電気信号に変換し
⑤変換された電気信号に、様々な処理を加えて、画像を生成します

これがカメラがシャッターを切る度にやっている作業です。

これらの工程ひとつひとつで、設定条件をカスタマイズしていくことができます。

撮影時に重要なことは、

①明るさ(露光値)
②ピントの正確さ、ピントを合わせる場所
③仕上がりのトーン
④写したいものがイメージ通りに画面の中に配置されているか(構図)

です。せっかくいい被写体を捉えても、ピントが合っていなかったり、
明るさがめちゃくちゃだったり、
仕上がりのトーンが汚かったり、
被写体の一部分が欠けていたり、
すると、出来上がった写真の綜合的なクオリティは下がるでしょう。

以上のことは「原則的に」考えた場合の話です。例外も多く、感動的な写真が必ずしも、
上記の要件をすべて満たしているとは限りません。

ただ、写真をはじめとして表現作品には、ある種のパターンや類型、セオリーがあり、
それを習得することが、上達への道です。

ご自身がどんなイメージで撮影したいのか、それがわかっていれば、
まずそれに近いイメージを持つ写真を参考にして、撮影に挑戦してみるのも良い方法だと思います。

さて、まず具体的に覚えていただきたいことは
①「絞り値」「シャッタースピード」「ISO感度」(明るさに関係します)
②「ホワイトバランス」(色に関係しています)
③「画質」(画像形式とサイズ、圧縮率)
です。撮影時に、ご自身のカメラのこれらの設定項目がどうなっているのかを
理解し把握してください。ここの項目の説明は、取扱説明書に書いてあります。

つぎに、オートフォーカスのモードを理解してください。
ほとんどのカメラではAF-SとAF-Cがあります。
また自分が使ってるカメラで、いかしたら速く正確にピント合わせができるか、を練習してください。

簡単な基礎になる構図のパターンを何種類か覚えましょう。
もっともポピュラーな構図は「2分割構図」「3分割構図」「シンメトリー」「日の丸構図」です。
これらの構図のパターンに当てはめて、撮りたい被写体を画面に配置して撮る練習をしてください。

最後に、レンズによって、見える世界が違います。
広角レンズでは、遠近感が強調され、画面のはしっこではものが歪んで写ります。
望遠レンズでは、遠近感が逆に圧縮されます。また背景をよりボカした撮影が可能です。
これらは、レンズを通してしか見えてこない世界です。

つまり、レンズは、ここのレンズである種の「世界観」を持っており、
撮影するということは、そのレンズの「世界観」に依拠してものを見るということに他なりません。
このレッスンノートを書いたコーチ

文藝春秋社の写真部所属を経て、フリーで活躍中。雑誌の紀行文の執筆も

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検見崎誠 (カメラ)

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