趣味の習い事カメラ教室レッスンノート 写真の組み立て方と被写体の選び方

写真の組み立て方と被写体の選び方

カメラ教室のレッスンノート

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屋外でのレッスン、お疲れ様でした。
iPadには簡単に撮影できるという利便性があります。これは何にも勝る要素です。
一眼レフの設定をあれこれ思い悩んでいる暇があれば、iPadでサクッと撮影したほうが、
シャッターチャンスは逃さないかもしれませんね。

ただ、iPadはカメラとしてデザインされていないので、撮影するときの構え方、持ち方が、
カメラより不安定になるようです。構図を決めて撮影するときに、
水平垂直をだしたり、微妙なフレーミングをしたりするのは、苦手でしょう。

さて、カメラには必ず「レンズ」が付いています。
このレンズの性能、性格が、撮れる写真にたいへん影響します。

レンズには人間の目に近い見え方をする「標準レンズ」とうカテゴリーがあり、
それよりも広い範囲を撮影することができる「広角レンズ」と
それよりも狭い範囲を撮影することで望遠効果のでる「望遠レンズ」とがあります。

iPadのレンズは「標準レンズ」から少しだけ広角です。つまり人間の目に比較的近い目方をするレンズです。

写真とは、このレンズを通して見た世界のことです。広角レンズ、望遠レンズの場合はとくに、レンズを通してしか見ることができない世界を見せてくれます。

さて、ここでひとつ身につけていただきたいことがあります。今日少しやりましたが、
被写体に対するレンズの向き(カメラの向き)=アングルといいますが、
このアングルによって、写真は見え方がとても変わってくるということです。

例として、一番最後に撮影したカフェでのコーヒーセット。
俯瞰したアングルと人間の見た目の角度では、全く違うように描かれていましたね。

同じ被写体でも、アングルの違いによって、全く違って写る、これが写真の面白さです。

まず、被写体に正対して撮る、これがひとつの基本です。
建物なら、柱が垂直に、屋根が水平になるように、きちんと捉えられることが、基本です。
人間なら、被写体の顔が自然に見えるようなアングル、つまり極端に下から仰ぎ見たり、
上から見下ろしたりしないポジションで撮影する、これが基本でしょう。

逆に言えば、下からのアングルで被写体を仰ぎ見るときの効果があり、
見下げて撮る時にも、その効果があります。

例えば、グラビアアイドルの写真は、多くはカメラが被写体を見下げて撮ることが多いでしょう。
逆にファションモデルの撮影では、カメラは少し見上げて撮ることが多いでしょう。
理由は、ちょっと考えていただければわかると思います。
モデルさんを上から撮ると、頭でっかちで下半身が短く写ってしまいます。かっこ悪いですね。

このように、アングルというのはそれ自体が強力な主張をする場合があります。

もうひとつ、撮影時に気をつけなければならないことは、
被写体の何を表したいか、をきちんと意識することです。
「なんとなく」撮影すると、表したいものが的確に写っていない場合が多いです。
難しいのは、あまりに意図的になりすぎると写真はつまらなくなることがありますので、
「なんとなく」の部分も上手に残しておいたほうがいいということです。

こういう風に考えましょう。
写真はまっしろなキャンバスです。なにをどう描くか、どこに被写体を配置するか、
それは撮影する人の自由です。

今立っているポジションから少し動いただけで、見え方は変わります。
今構えているカメラのアングルを少し変えただけで、被写体の描き方が変わります。

被写体を浮きだたせたいなら、背景と被写体の重なり具合を調整する必要があるでしょうし、
空間を大きくとって、そのどこに被写体を配置するかによって、紡ぎ出される物語は違ったものになるでしょう。

さて、とは言っても、iPadをカメラとして使うときには、ほとんどの場合、自分の顔、目の高さで構えるでしょう。そして、ほとんどは普通に立っている状態でか、座っている状態かの、どちらかでしょう。

つまり、極端なアングル、カメラポジションは取りにくいわけです。しかし、今日少しやってみたように、無意識に顔の前に構えた状態から、少しだけ意識的にカメラポジション、アングルを工夫日してみてください。
それだけでも違った世界が見えてくると思います。

今日撮影したなかから3枚を選んで「組写真」を作ってみてください。そしてタイトルをつけてみてください。
このレッスンノートを書いたコーチ

文藝春秋社の写真部所属を経て、フリーで活躍中。雑誌の紀行文の執筆も

小さな写真・教室
検見崎誠 (カメラ)

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