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ギター初心者の方は「TAB譜を読めない」や「コードを押さえられない」など、分からないことがたくさんあると思います。
そのようなときにギター教室は頼りになるわけですが、ギター教室へ通う前に何を学べるのかは事前に知っておきたいですよね。
そこで今回は、初心者向けのギター教室で学べる内容をまとめました。
初心者におすすめの練習方法もご紹介します!
初心者向けのギター教室で学べること
ギター教室では、生徒の質問に対して講師が丁寧に回答してくれます。
1つ1つの疑問を解決しながら上達できるのが、ギター教室の大きな魅力です。
まずは、初心者向けのギター教室で学べる主なレッスン内容をご紹介します。
ギターの基礎知識
ギターは覚えることがたくさんあるため、初心者の頃につまづくケースが多いです。
ギター教室では「チューニング」や「弦の巻き方」など、ギターの基礎知識を丁寧に教えてくれるので、ギターを始めたばかりの方にもギター教室はおすすめです。
譜面の読み方
※The Beatles「Let It Be」のイントロ。
ギターにはTAB譜というギター専用の譜面があります。
一番下の線から順番に「6弦」「5弦」「4弦」「3弦」「2弦」「1弦」となっており、各線に書かれている数字は押さえるフレットです。
押さえる位置は初心者でも分かりますが、「4分音符」や「8分音符」など、音符が分からない方は多いと思います。
ギター教室ではTAB譜の読み方はもちろん、音符やリズムもバッチリ教えてくれます。
ギターのテクニック
ギターには様々なテクニックがあります。
TAB譜には「C=チョーキング」や「P=プリングオフ」など、記号で表示するテクニックもあり、TAB譜を読めなければテクニックの意味が分からないこともあります。
基礎練習
※初歩的なフィンガートレーニング。
ギターを上手くなるためには、基礎練習が欠かせません。
ギターの基礎練習には様々な内容がありますが、代表的なのがフィンガートレーニングです。
フィンガートレーニングを行うと自由に指を動かせるようになるので、「ギターソロ」や「コード」など、いろんなテクニックの習得に繋がります。
ギター教室では、一般的な基礎練習の内容を教えてもらえますし、講師が実践した基礎練習を教えてもらうこともできます。
弾きたい曲を演奏するコツ
ギター教室のレッスンは基礎練習ばかりではありません。
好きな曲をテーマにレッスンを受けることもできます。
「独学で練習しても弾きたい曲をマスターできなかった」という方にも、ギター教室は向いています。
ギター教室のレッスン内容は決まっている?
ギター教室のカリキュラムは教室によって様々です。
全国的には生徒さんと相談して個々に合ったカリキュラムを考える教室が多いですが、コースごとにレッスン内容を決めている教室もあります。
カリキュラムが決まっているギター教室
カリキュラムが決まっているギター教室は、テキストを用意している教室が多いです。
代表的なのは「ヤマハミュージックレッスン」です。
ヤマハミュージックレッスンは「初級」「中級」「上級」とレベル別にテキストが用意されており、レッスンではテキストに掲載されている課題を練習します。
レッスン内容が決まっているギター教室は、レベルアップするために必要な知識を網羅できるようにカリキュラムが組まれているので、テクニックや音楽理論などをバランスよく学べるのが特徴です。
カリキュラムが決まっていないギター教室
カリキュラムが決まっていないギター教室は、生徒さんが学びたいことを中心にカリキュラムを考えてくれます。
ピンポイントに学びたいことだけを習えるのが特徴です。
全国的にはこのタイプのギター教室が多く、大手なら「シアーミュージック」が有名です。
初心者がギター教室に通うメリット
初心者がギター教室に通うことには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
主な5つのメリットをご紹介します。
質問に何でも答えてくれる!すぐに疑問を解決できる
独学での上達が難しいのは、自分で問題を解決しなければならないことです。
分からないことを解決できなければギター熱も冷めやすいです。
ギター教室では、疑問や悩みを講師が一緒に解決してくれるので、独学よりもギター教室に通うほうが早く中級者にステップアップできます。
講師の経験を元に上達する練習方法を教えてもらえる
ギターが上手い人は、上達するために色々と試行錯誤をして練習しています。
ギター教室に通えば、講師が実際にやっていた練習方法を教えてもらえる上、自分に合った効率のいい練習方法をアドバイスしてもらうこともできます。
変な癖が付きにくい
曲をなかなかマスターできない原因としてよくあるのが、「ピッキングする手をそえる位置」「ピッキングするときの脱力」など、主に姿勢に問題があることが多いです。
初心者が独学で練習する場合、姿勢の重要性に気付く人はほとんどいません。
初心者の頃に正しい姿勢を身に付ければ、中級者や上級者になってからもスムーズにレベルアップしやすいです。
変な癖が付きにくいのも、独学にはないギター教室ならではのメリットです。
ギター仲間・バンド仲間に出会える
ギター教室のレッスン形態はマンツーマンが主流ですが、グループレッスンを受けられる教室もあります。
「友達を作りたい」や「バンド仲間を探したい」という方にもギター教室はおすすめです。
ライブに参加できる
ほとんどのギター教室は、定期的にライブイベントを開催しています。
ライブに出るためには自分でバンド仲間やライブハウスを探さなければなりませんが、ギター教室のライブイベントは全ての手配を教室がやってくれます。
初心者におすすめな練習方法
ギター初心者の方は、何を練習すればいいのか分からない方が多いのではないでしょうか。
僕が初心者の頃にやっていたのは「好きな曲」と「基礎練習」の同時進行です。
中級者にステップアップするための3つのポイントをご紹介します。
好きな曲は難易度の低い曲から始めるのがおすすめ
好きな曲を練習すると「テクニック」「リズム」「コード」など、その曲を構成する様々な内容を一気に学ぶことができます。
楽しい上に効率のいい練習方法です。
練習する曲は難易度の低い曲を選びましょう。
あまりにも難しい曲を選ぶと、マスターするのに時間がかかってしまうので、その間にギターに飽きることがあります。
また、曲を練習するときは必ず完コピを目指しましょう。
1曲を完璧に演奏することが何よりも大切です。
基礎練習はフィンガートレーニングをしよう
基礎練習はフィンガートレーニングがおすすめです。
フィンガートレーニングをすれば「リズム」「フィンガリング」「ピッキング」をまとめて強化できます。
練習時間は15分~30分程度でOK。
毎日続けることが上達に繋がるので、継続を何よりも重視してください。
初心者の場合、1ヶ月~3ヶ月ほど続けるだけでも劇的にギターが上手くなります。
フィンガートレーニングには様々なパターンがあります。
「教材」「Webサイト」「YouTube」で見つけられますし、ギター教室でも講師のおすすめなパターンを教えてくれます。
必要のないテクニックや音楽理論は無理に覚える必要はない
ギターには様々なテクニックがあり、音楽理論も幅広いです。
上達するためには時間効率を考えることも大切なので、自分にとって必要なことだけに絞って練習するのがおすすめです。
初心者はコードを覚えることから始める人が多いですが、各コードを無理して覚える必要はありません。
何故なら、コードを覚えても使わなければ意味がないからです。
もし、コードを覚えたいのであれば、弾き語りなど曲の練習で覚えましょう。
初心者でも弾ける!練習におすすめな曲5選
最後に練習でおすすめの曲をご紹介します。
いずれの曲も初心者が弾ける難易度なので、興味のある曲があればチャレンジしてみてください。
Nirvana「Smells Like Teen Spirit」
ニルヴァーナは1987年から1994年に活躍したアメリカのロックバンドです。
1994年にボーカルのカート・コバーンが自殺してしまいましたが、ジャンルを問わずに様々なアーティストに大きな影響を与え、今でも伝説のバンドとして語り継がれています。
2004年にはローリングストーン誌で「史上最も偉大なアーティスト100」に選出されました。
- カッティング
- クリーントーンとディストーションの切り替え
- 世界で7,500万枚の大ヒットを飛ばした曲の構成
ニルヴァーナは数々の名曲がありますが、その中でも人気なのが「Smells Like Teen Spirit」です。
テクニックは解説するポイントがないほどに簡単で、初心者でも1週間ほど練習すれば弾けます。
どちらかというと、テクニックよりも「シンプルなのにかっこいい」という曲の構成のほうが影響を受けるものが大きいと思います。
将来的にロックバンドで成功したい方には特にチャレンジしてほしい曲です。
ONE OK ROCK「The Beginning」
ONE OK ROCKは日本のロックバンドです。
テレビで見かけることはほとんどありませんが、国内だけではなく海外でも凄まじい人気があります。
日本が世界に誇るロックバンドの1つです。
- パワーコードのバッキング
- アルペジオ
- オクターブ奏法
ONE OK ROCKのおすすめ曲は「The Beginning」です。
この曲はパワーコードのバッキングが主体になっており、テンポが約180と速いのが特徴です。
ダウンピッキングでバッキングを弾けるかどうかがポイントなので、最初はゆっくりなテンポから始めて徐々にスピードを上げながら練習しましょう。
「The Beginning」を完コピできれば、ダウンピッキングのバッキングは十分に中級者です。
ロックやメタルのジャンルはスピードの速い曲が多いので、180のテンポでダウンピッキングできれば大抵のリフは弾けるようになります。
クリスタルキング「愛をとりもどせ!!」(北斗の拳)
アニソンが好きな方には北斗の拳の「愛をとりもどせ!!」がおすすめです。
1984年にアニメ「北斗の拳」のオープニングテーマとして制作された曲です。
- 単音とパワーコードのバッキング
- チョーキング
- ビブラート
アニソンとはいえ、曲は立派なロック。
難しいパートはギターソロのチョーキングビブラートのみなので、初心者でもチャレンジしやすいです。
チョーキングビブラートは深くかけると泣きのギターになりやすいです。
チョーキングは長時間練習すると深爪になるので、その点だけ注意しながら練習に取り組みましょう。
Metallica「Enter Sandman」
メタリカは1981年に結成されたアメリカのメタルバンドです。
2019年までにアルバムの総売上が1億2,000万枚を突破、グラミー賞を8回受賞。
ローリングストーン誌で「史上最も偉大なアーティスト100」に選ばれました。
- アルペジオ
- パワーコードのバッキング
- ペンタトニックスケールのギターソロ
- ワウペダルの使い方
メタリカのおすすめ曲は「Enter Sandman」です。
ギターのアルペジオから始まり、ドラムに合わせて各パートのテンションが徐々に上がっていくイントロがかっこいい曲です。
ギターソロは速弾きもありますが、約125くらいの遅いテンポなので、初心者でも練習すれば十分に完コピできます。
また、ギターソロはペンタトニックというスケールが主体になっているのも特徴です。
ペンタトニックは「ロック」「ブルース」「ジャズ」でよく使われる音階なので、「Enter Sandman」を完コピするついでに覚えましょう。
Cメジャースケールは「ドレミファソラシ」。
Cメジャーペンタトニックスケールは「ドレミソラ」。
The Beatles「Let It Be」
ビートルズは1960年から1970年にかけて活躍したイギリスのロックバンドです。
グラミー賞を7回受賞。
ローリングストーン誌で「史上最も偉大なアーティスト100」に選ばれています。
- 主要コード
- バラードのコード進行
- ペンタトニックスケールのギターソロ
ビートルズのおすすめ曲は「Let It Be」です。
この曲を練習すれば、CメジャーコードやGメジャーコードといった主要コードを覚えられます。
ギターソロはペンタトニックで構成されており、「チョーキング」「スライド」「ハンマリング・オン」「プリング・オフ」など、ギターのテクニックも学べます。
テンポが約75とかなり遅いので、8分音符や16分音符など、音符の理解も深めやすいです。
初心者にピッタリな曲です。
まとめ
ギターは初心者の頃に覚えることが多く、分からないことがたくさん出てきます。
独学で切り抜けることができなければ、せっかく始めたギターも楽しくなくなってしまいます。
もし、自分で解決できないことがあるなら、ギター教室へ通うことも検討してみてください。