ピアノ教室とトラブルになった時の対処法

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ピアノ教室に楽しく通っていたのに、先生との話の行き違いや認識の違いからトラブルに発展してしまうことがあります。
一度トラブルになってしまうと通いづらくなるため、できるだけ大きなトラブルは避けたいですよね。

今回は元ピアノ講師として音楽教室で働いていた筆者が、ピアノ教室で起こるトラブルの実例と対処方法・回避方法を解説します。

海老野みほ

海老野みほ

2011年から都内の音楽スクールのピアノ講師として勤務。幅広い知識を活かし、お子様から大人まで、通算200名以上のレッスンを担当。

ピアノ教室とのトラブル例

ピアノ教室とのトラブル例

トラブルにもいろいろな種類がありますが、ピアノ教室では以下に関連したトラブルが多く起こります。

ピアノ教室でのトラブル例
  • お金関係
  • レッスンスケジュール
  • 先生との相性

こちらの3つ関連のトラブルを、筆者の実体験を元に解説していきます。

レッスンの日程変更ができない

レッスンの曜日と時間が毎週固定で決まっている教室の場合、その日の都合が悪くなっても他の日にちに変更できない教室があります。

何十人もの生徒さんを抱えている先生の場合、他の生徒さんでスケジュールが埋まってしまっている先生も多く、無理に変更をお願いすることはできません。

もし予定の変更が多くなりそうな人は、予定がフレキシブルに変更できる教室を選ぶようにしましょう。

月謝以外の追加費用が高額だった

ピアノ教室では月謝以外に以下の支払いが必要な場合があります。

月謝以外の追加費用
  • 設備費
  • 講師指名費
  • 教材費
  • 発表会費 など

特に設備費は金額が教室によって異なり、多いところだと3,000円程度を毎月月謝と合わせて支払わなければいけない場合もあります。

入会時に想定していた金額よりも多く請求されてしまった場合、まずは内訳を先生や教室のスタッフさんに確認しましょう。
後々焦らないためにも、入会時に料金表の隅々まで確認が必要です。

希望の日程でレッスン予約できない

希望の日程でレッスン予約できない

毎月レッスンの日程を自分で予約する教室の場合、自分の都合の良い日程で希望の先生のレッスンが取れるのかが重要ですよね。
ですが、人気の先生だと予約が開始してすぐにレッスンが埋まってしまうくらい争奪戦になることも…。

結果的に都合の良いスケジュールで予約が取れなかったり、レッスンが受けたい回数分入れられずに翌月に持ち越しになってしまうこともあります。

ポイント
あまりにも予約が取れない場合は、他の先生を紹介してもらうなどの対策が必要です。

先生が急に辞めてしまい、いきなり他の先生に変わった

先生が何かの都合でレッスンできなくなるのは仕方のないことですが、事前に次の先生の紹介と引き継ぎはしっかりしてほしいですよね。

せっかく気に入った先生を見つけてその教室に入会したのに、事前の説明もなく先生を変えられてしまうのは、仕方のないことでは済まされません。

もし急に先生が変わることがあれば、きちんと説明を求めた上で今後の継続をじっくり検討しましょう。

発表会やコンクールに強制参加させられた

発表会やコンクールは全員参加が決まっている教室があります。
人前で演奏することは目標になりますし、成長につながるので、そのような方針をとっている先生がいらっしゃいますが、教室の入会時に説明されないことも多くあります。

ポイント
特に追加で支払いが必要なイベントの参加は、基本的にやりたい人が参加するべきものです。
自分のペースで発表会などの参加を決めたい人は、その旨を先生に素直にお話しし話合うようにしましょう。

月謝の支払いを忘れていて強制退会させられた

月謝の支払いを忘れていて強制退会させられた

個人ピアノ教室では月謝が手渡しの教室も多くありますが、支払いの期限は必ず守りましょう。
一度忘れたくらいで退会させられることはありませんが、支払う意志がないと判断されてしまうと強制退会となることもあり得ます。

月謝はピアノ教室の大切な運営資金ですので、支払い期限には気をつけましょう。

辞めたいと言っても辞めさせてらえない

「事情があって退会を申し出たけど、先生が続けるようと説得が始まり退会届けをうけとってくれない…」というトラブルを耳にすることがあります。

先生やピアノ教室側は、できるだけ続けて欲しいという気持ちからそのような対応をとることがありますが、いつでも退会の申し出ができるのは生徒側の権利です。
辞める意志が固まっているのであれば、先生にその旨をはっきりと伝えましょう。

ただし、退会を申し出をしたタイミングでいつまでレッスンを受けることになるのかは教室のシステムに従いましょう。

トラブルになった時の対処方法

トラブルになった時の対処方法

万が一トラブルになってしまった場合、まずはこちらに非がないか確認しましょう。
ピアノ教室のシステムに反していたり、説明されたことを忘れていたり、お月謝を支払っていない場合、トラブルの原因は生徒側にあります。

全面的に教室側の対応によるトラブルなのであれば、以下の対処方法を検討してみましょう。

教室の本部に相談する

店舗が複数ある教室の場合、その店舗に責任者がおらずトラブルに対処できないことがあります。
話が平行線で解決しない場合は、教室の本部や運営会社に相談をするのが早く解決する方法になります。

退会して他の教室を探す

個人ピアノ教室で先生が全て対応している場合や、本部に相談しても解決しない場合は、その教室を退会して他の教室を探すのも一つの対処方法です。
トラブルの対応には非常に労力を使うので、時間を無駄にしないための一つの選択肢として検討してみましょう。

消費生活センターなど公的機関に相談する

万が一お金関係のトラブルになってしまい、教室側に返金を求めたい場合は「消費生活センター」に相談してみましょう。
公正な第3者の立場で状況を見て、返金されるべきか否かを判断してくれます。

相談すると、消費生活センターが教室との間に立ってやりとりをしてくれるので、こちらの負担も軽減されます。
消費生活センターへの連絡は以下のリンクよりご確認ください。

消費者ホットライン

トラブルを回避するために入会前に確認しておくべきこと

トラブルを回避するために入会前に確認しておくべきこと

できるだけトラブルの不安なくピアノ教室に通うためには、入会する時にこちらからも積極的に確認をすることが大切です。
ここでは、入会前に確認するべきことを6つ解説します。

月謝やその他にかかる費用

入会の申し込みをする際に、お月謝以外にかかる費用の説明がなかった場合はなからず口頭で追加の支払いがないか確認しましょう。

発表会や教材費は必要な時に支払いのケースもありますので、

  • 「どのタイミングで」
  • 「いくら必要か」

を明確にしておくと安心です。

月謝の支払うタイミングと支払い方法

月謝の支払い方法や期日については、入会時に必ず説明があります。
もし不安な点やわからない点があったら、曖昧なままにせず必ず質問しましょう。

あとで「言った」「言わない」でトラブルにならないためにも、聞いたことはその場でメモに残すと安心です。
また説明してくれたのが教室のスタッフさんだった場合は、その方のお名前も控えておきましょう。

レッスンのスケジュールが希望通りに取れるか

レッスンのスケジュールが希望通りに取れるか

入会を決める前に、レッスンのスケジュールが希望のペースで取り続けられるか確認しておきましょう。
あまり無理な日程でスケジュールを組んでしまうと、レッスンに行くのが嫌になったり、疲れてしまって練習に集中できなくなってしまいます。

もし希望の日程でレッスンが取れなさそうであれば、他の教室や、他の先生を検討しましょう。

希望の先生でレッスンを受け続けられるか

教室によっては無料体験の先生と、普段のレッスンを担当してくれる先生が異なる場合があります。

無料体験の先生は気に入ったけど普段のレッスンの先生が自分に合わなければ意味がないですよね。
必ず入会する前に希望の先生で受け続けられるのか確認しましょう。

ポイント
また万が一先生がやめられる時、しっかりと他の先生へ引き継ぎしてもらえるかも大事なポイントです。

休会・退会のルール

休会や退会は、お月謝の支払いに直結する問題です。
休会や退会を申し出てその月でレッスンをやめられる教室もありますが、大半は2ヶ月ほどの期間が必要です。

いざその休会退会をする時にトラブルにならないよう、入会時に確認しておきましょう。

まとめ

今回はピアノ教室のトラブルについて解説しました。
トラブルにならないためには、誠実な対応をしてくれる教室かどうかを入会前に見極めること、そして自分自身の行動でトラブルにならないように気をつけることが大切です。

できる限りトラブルは回避して、楽しみながらピアノを続けていきたいですね!