ピアノが上手い人と下手な人の違い

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ピアノを弾いている人であれば、誰もが「上手く演奏できるようになりたい」と思いますよね。
ピアノを上手く弾くためにはどのような練習をすればいいのか、気になる方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、元ピアノ講師がピアノの上手い人と下手な人の違いや、上手くなるためにおすすめの練習方法を解説します。
今日から取り入れられる練習のポイントをお教えしますので、ぜひ最後までお読みください。

海老野みほ

海老野みほ

2011年から都内の音楽スクールのピアノ講師として勤務。幅広い知識を活かし、お子様から大人まで、通算200名以上のレッスンを担当。

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ピアノの上手い人と下手な人の違いは?

ピアノの上手い人と下手な人の違い

みなさんが思い浮かべる、ピアノが上手い人と下手な人の違いは何でしょうか?
人によって上手い・下手の定義は違うと思いますが、ここでは他者が演奏を聞いた時に上手い・下手を分ける基準について解説します。

ミスタッチがあるか

ピアノは1曲の中でたくさんの音を弾くので、ミスタッチすること(音を間違えて弾くこと)はプロでもよくあることです。

ですが、メロディーのようにみんなが知っているフレーズや、左手の低音部分を何回も間違えてしまうと、曲がきれいに聞こえず上手い演奏だと思ってもらえません。
メロディーや低音部分(ベース音)などは、鍵盤を慎重に確認しながら演奏しミスタッチをなくしましょう。

止まらずに演奏できるか

曲の途中で間違えてしまった時に演奏を止めて弾き直してしまうと、曲の流れが中断されてしまいます。

上手いと思われる人は、たとえ間違えたとしても曲流れを止めずに最後まで弾き続けているのです。
「曲を止めずに演奏できるか」は、上手い演奏と下手な演奏を分ける大きな要素です。

テンポが一定になっているか

初心者の頃は弾きやすいところはスラスラ速く弾いて、弾けないところはゆっくりになってしまうことがありますよね。
ですが、曲のテンポが不自然に変わってしまうと、聴いている人が上手くリズムが取れず、不安な気持ちになってしまいます。

できる限り一定のテンポで弾き続けられると、それだけで上手い演奏だと聴いてもらえます。

強弱や音のニュアンスなどが表現できているか

ピアノを始めたばかりの頃は音符を正しく弾くことに必死になってしまうので、全ての音が同じ音量で単調に聞こえてしまいます。
ですが、それでは上手い演奏だと思ってもらえません。

ポイント
音符を正しく弾くのも大事ですが、曲の盛り上がりに合わせて強弱をつけたり、1つのフレーズの中でも強調する音を作るなどメリハリをつけましょう。
曲の雰囲気を考えて演奏できるようになると、上手い演奏ができるようになります。

ピアノが上手い人の特徴

ピアノが上手い人の特徴

次は、さらに「ピアノが上手い」と思われる人が、どのような演奏をしているか解説します。

ここで解説する項目は難易度の高いことではありますが、上手い演奏のイメージを頭の片隅に入れて練習に取り組むと、上達のスピードが格段に上がります。

音の変化をつけている

ピアノは指先のコントロールで、強弱だけでなく、音の硬さや柔らかさ、鋭さや優しさなどさまざまな音色の変化がつけられます。

ピアノが上手い人は曲に合わせて使う音色を変化させ、聴いている人を飽きさせません。
微妙な打鍵のスピードや鍵盤の押し込み方の調整が必要なため、テクニックと弾き込み練習が必要となります。

まずは曲のイメージをしっかりと持って、表現の仕方を考えてみましょう。

リズムが崩れない

先ほど上手い人と下手な人の差にテンポが一定であることをあげました。

さらに上手い人はテンポが一定なのはもちろん、複雑なリズムの音符が続いたり、休符が多くてもテンポとノリを保ち続けることができます。
リズムが崩れない演奏は、聴いている人を自然と演奏へと引き込むのです。

暗譜している

ピアノのコンクールやテレビなどで演奏している人は楽譜を見ていないことが多いですよね?

楽譜を見ずに演奏することを「暗譜演奏」と呼ぶのですが、上手い人は人前で演奏する時に必ずといっていいほど暗譜をしています。
これは楽譜を覚えて弾けるくらい、その曲を練習していることが表されています。

指が正しい音の鍵盤に自然に動くまで練習を重ね、演奏中は音を聴いて弾き方をコントロールすることに集中しているのです。
曲が完成できたら、さらに一歩上の演奏を目指して暗譜演奏にチャレンジしてみましょう。

弾き始める前に曲の雰囲気を作る

上手い人は準備ができてから、弾き始めるまでに少し間があります。
その時間で、曲の出だしの1音目からその曲に入り込むために、曲の雰囲気やリズムを頭の中でイメージしているのです。

最初の1音を慎重に優しく弾くのか、いきなり明るい雰囲気で華やかに弾くのかで曲の世界観が全く変わります。
その曲にふさわしい1音目を出すために、曲を弾く前にその曲を思い浮かべましょう。

ピアノの上手い・下手と頭の良い・悪いは関係ある?

ピアノの上手い・下手と頭の良い・悪いは関係ある?

世間一般のイメージでは、頭が良くないとピアノが弾けないと言われることがありますが、実際はどうなのでしょうか?

ピアノの上手い・下手と頭の良い・悪いは関係あるのかを解説していきいます。

ピアノは脳を活性化させる

ピアノは幼少期から弾いていると、脳が活性化して地頭が良くなるという研究結果が発表されています。

また、ピアノは脳のあらゆる部分を使って演奏するので老化防止にも効果的です。

ピアノを弾くことは脳の活性化、つまりは頭の回転を良くするトレーニングにつながるため、ピアノを弾いている人は頭が良いというイメージをもたれます。

上手い演奏のためには練習量が必要

ピアノを弾いていると脳の活性化に繋がることは間違いありませんが、頭が良くなくてはピアノが弾けないという認識は間違っています。

ピアノを上手くなるためには、練習量が重要です。
いくら頭のいい人でもピアノの練習をあまりしなければ、ピアノを上手く弾くことはできません。

逆に勉強は苦手でも、ピアノ練習のモチベーションを高く持ち続けられる人は上達します。
上手い演奏ができるかどうかに、頭の良し悪しは関係無いということです。

1音ずつ弾き方をこだわれる人が上手い人

先ほどは練習量のお話しをしましたが、ピアノは音楽を作り上げていく想像力や弾き方を研究する探究心を持つことで上手くなります。

ピアノや音楽に深い興味を持ち、もっと上手くなりたい、もっとこの曲の世界観を表現したいと思うことが魅力的な演奏につながるのです。
そのように、1音ずつの弾き方にこだわる人は指先のコントロール力が繊細にでき、上手い演奏ができます。

ピアノがうまくなるおすすめ練習方法

ピアノがうまくなるおすすめ練習方法

ここでは今日から練習に取り入れられる、ピアノで上手い演奏をするための練習方法をご紹介します。
普段の練習にちょっとしたポイントを取り入れるだけで練習の効率が確実に上がりますので、ぜひ試してみてくださいね!

間違えても止まらない練習をする

練習の時に、最初から弾き始めて、間違えたら演奏を止めてその箇所を練習する。
このような練習をしている方が多いのではないでしょうか?

実はこの練習の仕方をしてしまうと、間違えると必ず止まる癖がついてしまいます。
練習は、「通して練習」と「部分的に抜き出して練習」に分けて行いましょう。

通して練習する時は間違えても、何があっても止まらないで最後まで弾き続けます。
通し練習で間違えた箇所は、その箇所だけゆっくり部分的に練習してあげましょう。

そうすることで曲全体の完成度を高めつつ、止まらずに弾き切る力がついていきます。

メトロノームをつかう

練習の時にメトロノームを使っていない人も多いかと思いますが、メトロノームを使用するとリズム感が鍛えられ、上達に繋がります。

ポイント
メトロノームは、正確なテンポ感を鍛えるだけでなく、テンポの通りに弾かなくてはいけない緊張感を持って練習に取り組めるメリットもあります。

メトロノームはスマホの無料アプリで使用できますので、ぜひ今日から使ってみてください。

上手い人の演奏をたくさん聞く

自分がたくさん練習することも大事ですが、上手い人の演奏を聴いて、理想の演奏をイメージできるようにすることも重要です。

上手い人の演奏を良くみて分析すると、

  • 「指の使い方」
  • 「音の出し方」
  • 「リズムの取り方」

など、上手くなるためのヒントがたくさん見つけられるはずです。

YouTubeでプロの演奏がたくさんみられますので、上手い人の演奏をたくさん聴いてマネしてみましょう。

自分なりにその曲の演奏を楽しむ

「まだ初心者だから楽譜を正しく弾くだけで精一杯です…」という方でも、その曲の中で1ヶ所だけでも自分の演奏にこだわりを作ってみましょう。

  • 「この音をこの曲の中で1番優しく弾こう」
  • 「ここで曲を盛り上げるために、音量をあげて演奏しよう」

など、自分のこだわりポイントを作るだけで演奏するのが楽しくなり、練習のモチベーションが上がります。
正解や間違いなどを気にせず、自分のセンスを磨くためにも、自分なりに演奏の楽しみを見つけてみましょう。

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まとめ

今回はピアノの上手い人・下手なひとの違いについてお話ししました。
聴いている人に上手い演奏だと思ってもらうには、心地よくリズムに乗れたり、曲の世界観に入り込める演奏が必要です。

止まらずに弾き切ることや、テンポを一定にするなど、今日から練習できることがたくさんありますので、ぜひ試してみてくださいね!