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どうしてお腹を使うのか?

では、俗にいう腹式呼吸とは何なのか?

前回お話しした通り、
腹式呼吸とはお腹の力で空気を送り出すために使うのではありません。

まず、仰向けに寝転んでください。
そしてリラックスした状態で自分の呼吸を確認してみてください。

息を吸ったときにお腹が膨らみ、
息を吐き出すとゆっくりとお腹がへこんでいくはずです。

この程度の動きでいいのです。
一瞬にしてお腹をへこませて、息を吐き出すのではありません。

では、胸式呼吸ではいけないのか。
物理的に胸式と腹式では、蓄えられる空気の量が違います。
また、お腹で押して空気を出すことはよくありませんが、
お腹で声をささえることは必要です。
長い音をキープする時などあらゆる歌の場面で、
お腹から空気を少しずつ流しだすことが不可欠になります。
それはいわば、空気を出す量をコントロールする役割といったところです。
このときには、私的にお腹の内側から、
小さいおじさんが一生懸命外側に向かってお腹を押している感じがします(笑)
簡単に言えば、お腹の内側の筋肉が多少硬くなります。

息を吸うときに肩が上がっていませんか?
それは、胸式をしてしまっている証拠です。
慣れるまで仰向けの状態で息を吐き出してみてください。
体を起こしてもそれができるようになるまで練習してみましょう。

しつこく繰り返しますが、あくまでも!お腹をへこまして音を出すのではありません。
空気を消費したら自然にお腹がへこんでいくのです。

 

(2010年7月26日(月) 9:22)

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