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演奏姿勢と楽器の角度

ベーシスト中條真樹子さんのメルマガ(6/29)を引用させて頂きました。
http://karadatheory.jimdo.com/
https://www.facebook.com/kerobass

Jazzで、椅子に座って演奏すると言えばピアニストかドラマーでしょうか。この椅子に座っての演奏、座っているからラクそうと思ってしまいますが、どうもそうでもないようです。演奏のあとは腰がしんどいという話も聞きます。その理由として語られるのは、
・長時間座っているから
・楽器用の椅子はもう決まっていて、体に合わせた椅子ではないから
・運動してないので体力がないから。
・姿勢が悪いから
・歳だからwww

と、いろいろと「仕方のない事」という理由が並びます。
この「仕方のない事」達の中で、自分で何かできそうな事を考えると「運動をして体力をつける」というアイデアが出てきたりするようですが、しかしそれでは解決にはなりません。
「座る」という行為に必要なのは筋肉や体力ではないのです。
これは、4キロという重さの頭を、背骨でどう支えるかという物理の問題です。
この頭の重さをうまく背骨全体で支えられずに、背骨の一部分、腰の部分で受け止めてしまっているから予定外の負担が加わり、きちんと支えられている時よりも早く疲れてしまったり、痛めたりするのです。
では背骨でどのように頭を支えたらいいんでしょうか。試していただきたいのはチューリップのイメージ。長い茎の上にかさばる花をささえて、それでも風に揺れることができますね。
自分の背骨がチューリップの茎になったような気持ちで、一番上には頭蓋骨という花をふんわりささえている。そして、音楽に合わせて揺れることもできる。花の重さは茎を通ってずっと椅子の座面に触れ、椅子を通り、床を通り、地面に流れていく。椅子の座面に触れている部分は、尾骨の先よりも、できたら坐骨のほうがいいですね。ピアノやドラムの椅子から茎を伸ばし、太陽を求めて咲く花のようなイメージを持って座り、演奏する。試してみて何かを発見したら、ぜひ教えてくださいね♪

以上が引用させて頂いた部分ですが、ではテナーサックスの場合はどうなるか考えてみましょう。
4キロという重さの頭のほかにテナーサックスという重い楽器をストラップで首から吊るしている訳ですから、チューリップの揺れるイメージで演奏するとしても首や脊椎に架かる負担は更に大きくなります。
最近首に負担の架からない各種ストラップが出ていますが問題は姿勢です。
サックスはビッグバンドの様に座って演奏する場合と、コンボの様に立って演奏する場合がありますが、私の場合は立って演奏する方が吹き易いような気がします。
老眼になって余計に感じることですが、ビッグバンドの場合は、座って演奏していて、ソロの時にいわゆるスタンドプレイをすると楽譜が見えないという別の問題もありますが・・・。
私は最近猫背気味なのを認識して意識して正しい姿勢で演奏するよう心掛けていますが、楽器が重いから猫背になるとマウスピースを銜えている口と楽器の角度が変わってしまいます。
演奏中に疲れてきて猫背気味になってくるとこれは最悪で、正しい角度が保たれないと低音部から高音部まで安定した音を出すことが難しくなります。
この辺りは、初心者の方が最初から正しい姿勢を理解して練習を開始するのとそうでない場合で大きな差が生じてきます。
正しい姿勢とは・・・。マンツーマンレッスンで詳しくご説明致します。

 

(2014年6月30日(月) 6:53)

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