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コラム - 演奏理論って、結局必要なの?

楽器を吹く人や音楽好きな人たちの間でよく、こんなことが言われます。

「理論は絶対にいる」

「理論なんていらない」

あるいは、
「理論を中途半端に学ぶと、逆に下手になる」


楽器屋さんの書籍コーナーを見てみると、演奏技術の理論書がある一方で、「理論不要の◯◯」みたいな本があります。

どうしてこんな極端な二論になるのか、それは次のようなことを考えると分かりやすいかもしれません。


楽器の演奏理論は、食事のマナーと似ています。

例えば、あなたが恋人と高級なレストランに行って食事をしたとします。
テーブルの皿にはナプキンがおいてあり、フォークとナイフはそれぞれ何本もあります。
さて、このような場所で、あなたならレストランでの食事マナーは必要だと思いますか?

一方で、ハンバーガー屋さんにいったとします。
注文を済ませると、ハンバーガーと一緒にサラダも出てきました。
ではまずサラダから手をつけて、ハンバーガーはナイフを貰って一口サイズに切って...
なんて、食事マナーをいちいち考えますか?

フォーマルな場で食事をするなら、食事マナーもしっかり身につけていなければいけないですし、逆にカジュアルな場で食事をするだけなら食事マナーについてあれこれ言わなくてもいい。
かんたんに言うと、演奏理論ってこんな感じです。

つまり、ジャンルによって、理論の大切さは違うんです。
でもみんな、自分のジャンルの場合の常識で言うから、理論はいるとか、そんなのいらないとか、そういう論争になるわけです。


演奏理論を楽譜上で音符や数字で表現したり、演奏するときの状態を図解や写真で表現する場合が多いですが、僕自身はそういうのは誤解を生みやすいと思っています。
なぜなら、演奏してる時の音っていうのは、実際には目に見えないわけで、その「目に見えない音」を上手く表現できるのが演奏技術なんです。
「こういう音を聞いてほしい!」
「こんな演奏方法もあるんだぜ!」
「今の気持ちはこんな音なんだ..」
楽器を演奏するっていうことは、自分の何かを伝えることなので、何か定まったものじゃなくて、そういう
表現の世界なんじゃないかと思います。
もちろんジャンルによっては、無心でただ演奏する方が、伝わる音楽もあります。でも、演奏の大体が伝える感性です。



とはいえ、僕自身は理論は必要だと思っています。

これは、
とにかく楽器を演奏して楽しく音を出すだけ、
のあとの話です。

個性を出すために、一般的な感覚が必要です。


例えば学校の音楽の先生は、楽譜の正しい読み方とか、正しいテンポのきざみ方を教えます。

では、あなたが楽器を練習して人に聞かせた時に、こう言われたらどう思いますか?


「普通だね。」


演奏理論的に何も間違ってなく、正しい音を出せたとしても、これなら意味がないんじゃないかと僕は思います。

初心者として、自分の演奏したい曲がそれなりに演奏できるためには理論は必要ありません。
でも、より表現力が高く、より魅了する演奏をするためには、卓越した技術か自分独自の個性が必要です。
そしてそのためには、理論が必要です。

卓越した技術のために理論が必要なのは何となく分かるかと思います。

でも、自分独自の個性のためにも理論は必要です。
そういう音楽を聞かせたときに、少し音楽が分かってる人たちは、「おぉー!ココをそんな風に演奏するのかー!」となるわけです。


例えば、プロポーズをするとします。
それで、個性的なプロポーズをするとこんな感じでしょうか。

「僕は君とこんな関係は終わらせるべきだと思う...。恋人じゃなくて、夫婦になってほしい。僕と結婚してくれないか?」

ではこのセリフを理論的に正しくしてみます。

「僕は君と夫婦の関係になりたい。結婚して下さい。」

なんか、普通になりましたよね。
これが、正しい演奏です。普通の演奏。

では、正しい理論なんて必要ないと思いますか?
でも、今のセリフは正しいバージョンを知っているからこそ個性を出すことができるわけです。

こんなセリフなら、どうでしょうか。

「僕はこんな君を終わらせるべきだと思ってきた。僕は夫婦になってくれないか?」

これだと、意味が分かりません。
個性を出そうとしても、間違えてはいけないポイントのミスが多すぎて、何を言っているのかさえ分からない。
ここから分かるように、正しい理論を知っている人だけが、個性を出すことができるんです。



楽器が上達する順序は、こんな感じです。

1. ちょっとした曲が吹けるようになる

2. 正しい方法で吹けるようになる

3. 個性的な演奏で楽しませることができる


演奏理論が必要になるのは、まず初心者の殻を破って、それなりに楽器を吹けるようになった段階ということです。

 

(2016年9月2日(金) 17:17)

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