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発勁と門派

発勁とは、いくつかの勁(勁については勁と力、職人とアスリートの項を参照して下さい。)を瞬間的に複合させて用いる事で、強い威力を出します。

以前は発勁は中国北派拳法(太極拳も北派)にしかなく、南派拳法は力で打つ等と言われていましたが、南派では勁と言う言葉を用いず、発力と表現することが多いので、誤解されることも多いのですが、南派拳法においてもメカニズムはちがうが、巧妙な身体操作で打拳を打ちだしてます。

また、門派(流派のこと)によって、身体運用の方法に違いがあるのは、門派により、主な戦略(蟷螂拳の様にスピードと連打を重視するとか、八極拳の様に瞬発力と一打の威力を重視する等)とか、
また用いる環境(船の中の様に狭いところか、平野の様に広いところか等)にも関係してきて
また、戦場で用いるとか、護身術として用いるとか、古人が状況に合わせて拳法を工夫し、色々な門派が成立してきたのだと思う。

その得意な戦略を実現させるための、身体を
作るのが型や練功法であり、その戦略に合った発勁方法が各門派で伝えられています。

太極拳の戦略については、また別の時に述べたいと思います。

 

(2014年6月19日(木) 14:13)

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