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スペイン語で牛はVaca (バカ)、でも子牛は…

先日、コスタリカから来た友人が遊びに来てくれました。
友人はコスタリカに住んで十数年たつ日本人女性とその息子(12歳)です。息子さんはコスタリカ生まれで、父がコスタリカ人ですから、いわゆるハーフということになります。

スペイン語で会話ができる懐かしい友人が家に来てくれたことがうれしくて、はしゃいでしまい、私は少し得意げに、その息子さんに和食についての説明までしはじめてしまいました。

私自身、コスタリカで生まれ育ちましたし、以前に来日したことはあったものの、日本に在住するようになって今年で2年。
一般の日本人が常識として心得ていることでも、私がまだまだ知らないことが沢山あるので、和食の説明なんか大それたものです。

お刺身の盛り合わせを皆で囲んで食べているときに、息子さんにお魚の名前を教えようと、
「これはブリ」
と私が言うと、うちの主人が
「いや、ハマチだ」と言います。

いや、私はブリ大根を何回か作ったことあるし、味も知っている。これはブリでしょう!と抗議をすると、主人と友人に笑われてしまいました。
同じ魚でも、成長過程や大きさによって呼び名が違うこと、そして、そういった魚を「出世魚」と言うことを始めて知りました。日本国内でも地域によって呼び方が変わることもあるのだそうですね。

同じ魚なのにいちいちややこしいなあ!日本人の魚に関するこだわりはたまらないやと思っていたのですが、考えてみれば、スペイン語でも成長過程によって呼び名が変わる「出世」する生物がいます。
産業だけでなく、お祭りでも大切な存在となっている牛や馬などです。

スペイン語圏の国々や地域の間で呼び名が違う例もあるでしょうが、牛の一般的な呼び名を下に記します:

•牝牛:Vaca (バカ)
•雄牛: Toro (トロ)
•生後1年以下の子牛:
  オスなら Ternero(テルネロ)
  メスなら Ternera (テルネラ)
•生後約2年から約3,4年の若い牛:
  オスならTorete又はNovillo(トレテ、ノビジョ)、
  メスなら VaquillaもしくはNovilla(バキジャ、ノビジャ)。
 ちなみに、Novilloの語源にはNuevo (ヌエボ、新しいという 意味)が含まれています。
•去勢された雄牛:Buey (ブエイ)。

牛に関するスペイン語での呼び名は他にも挙げられますが、牧畜に従事するのでなければ、このぐらいの情報で充分すぎるでしょうね。

スペイン語で犬は、オスの場合はPerro、メスの場合はPerra、
また猫について言えば、オスはGato 、メスはGata。

そのように、呼び名の語尾にOが付くか、Aが付くかでオスとメスが区別されることが多いですが、例外も沢山あります。上記の牛に関しても牝牛がVacaであっても、雄牛はVacoとはなっていませんね。

オスの馬のことをCaballo (カバジョ) といいます。
が、メス馬のつもりでCaballa(カバジャ)というと、うんと笑われてしまいます。
Caballaは魚の名前なのです (サバの仲間) 。
メス馬は正しくはYegua (ジェグア) と言います。
なぜ、こんなややこしいことになってしまったのか、それは分かりません。
サバの顔がメス馬に似ていたのでしょうか?

また、雄鶏はGallo (ガジョ)。
それでは雌鳥はGallaだと思いきや、違うんです。
雌鳥はGallina (ガジナ)です。

例外が多くて動物のオスメスの区別の呼び名を覚えるのはややこしいかもしれません。間違えて失笑を買ってしまったときは、相手と一緒に笑うのが一番です。
間違いを恐れずに、楽しみながらスペイン語を身につけていくのが大事です。

とりあえず、最初はオスかメスか、どちらか片方の呼び名だけを覚えてしまうことから始めるといいと思います。そして、
Macho (マチョ、雄という意味)
もしくは
Hembra (エンブラ、雌という意味)
と付け加えれば、それで通じるのですから。

(添付した写真は、先月コスタリカに一時帰国したときに撮ったものです。カルタゴという町のお祭りで、牛飼いが町の中を通ってゆくパレード。コスタリカの牛車と牛飼いの文化はユネスコによって世界無形遺産として指定されています。)

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(2012年9月27日(木) 17:00)

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この記事を書いたコーチ

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