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語学の勉強は大切です!

6月となりました!今月が終われば今年も半分が終わります。

6月の旧暦名は「水無月」。今となってはじめじめした梅雨の月というイメージですが、新暦でいうと梅雨明けあたりの頃でしょうか。田に水が張られるため「水の月」と言われ、かつては“の=無” であったため「水無月」というんだそうです。

さて、今月は語学のお話です。

私の生徒には、イタリア歌曲やドイツ歌曲に取り組まれている方がいらっしゃいます。

外国語の歌の場合、やはり「言葉」が大きな障壁となりますよね。

歌というのは、本来は骨の髄まで意味を落とし込んで、自分の言葉・声として発露させるべきものです。しかし、言葉の壁があると、その境地まで達することが難しくなります。

それは仕方がないことです。だって私たちは日本人なのですから。逆に言えば、日本語の歌を歌うときは、大きな強みとなるはずですし、そうすべき使命があるでしょう。

だからといって、外国語の歌を諦めろ!というわけではありません。以下のように、ここ日本でやれることにしっかり努めてみるようにしましょう。


1、辞書・文法書などで調べる



一番の基本。それは、意味調べ。外国語に限らず、日本語であっても、できる限り辞書にあたって調べてみることが大切です。

外国曲の楽譜の後ろの方には、よく訳詞や単語ごとの意味が書いてありますが、まずはなるべく自力で調べてみるほうが身になります。ひとつの単語にはたくさんの意味が含有されていることもあり、単語の持つニュアンスやイメージを膨らませることにもつながります。

電子辞書よりは本の辞書のほうがオススメです!

なぜなら、パッと見て情報がたくさん入ってくるからです。類語や似た単語にもすぐ目が行きますし、マイナーな意味や面白い意味が目に入ってくることもあります。さらに、触覚(辞書をめくる感覚や紙の手触り感など)や嗅覚(辞書のにおい)と関連付けてインプットすることもできるかもしれません。慣れてくれば、検索スピードも高まります。

電子辞書やネット辞書は、あくまで時短検索や携帯用として使うのが良いでしょう。

また、辞書には文法についても載っていますが、とっつきにくいなあと感じるときは、文法について解説しているテキストを用いて勉強するのもひとつの方法です。

ヨーロッパの言語には、男性名詞や女性名詞、中性名詞、格変化、そしてあらゆる活用のパターンがあったりします。日本語で同じ訳し方になったとしても、そういった些細な部分でニュアンスやイメージが変わってくることも多々あります。

ニュアンスやイメージは音楽表現に欠かせないので、是非積極的に語学学習をしていただきたいと思います。それはもちろん、地味で根気のいる作業ではありますが・・・。


2、ネイティブの話す言葉を聞く



ネイティブスピーカーの話す言葉を聞くチャンスがあれば、積極的に聞いてみましょう。

例えば、外国語会話教室。音楽のレッスンに通いながら会話教室に通うのは大変だと思いますが、時間とお金に余裕があれば、是非ネイティブスピーカーの話す 生きた言語を通して、語学力を高めていくと良いでしょう。

歌うときは、「発音」も大切になってきます。ネイティブの発音を聞いて、実際にきちんと口に出して発音して、また聞いて・・・こういったことを繰り返していくことで、言語に対する耳の感度は高まっていくことと思います。

もちろん、(これは言うまでもないかもしれませんが、)ネイティブスピーカーの歌う外国曲を聴くのも有効ですね。

それから、できれば、国際音声記号(IPA)を勉強すると良いでしょう。要は発音記号です。日本語の場合は確たるIPAがありませんが、ヨーロッパの主要言語であれば、辞書や文法書に載っています。

ただイタリア語は、辞書であっても、IPAに関してはあまりきちんと書いてないことが多い印象があります。が、発音に関する説明は、大きめの辞書であれば必ず載っていますので、是非隅々まで調べてみると良いでしょう。

IPAも、ネイティブの方と学べる機会があれば、実際の発音を生で聞きながら覚えられると良いですね。

発音や語感も、音楽の芸術要素として欠かせないものです。言葉が通じる通じないというレベルを超えて、「心の何を伝えたいか?」「どう聞かせたいのか?」「美をどう表現するか?」といった感覚的な部分にも大きく影響します。

まあ、歌での実践編となれば、声楽レッスンで学ぶことになりますね。語学学習は、その下積みのようなものと捉えていただければ良いでしょう。


3、最後に



私は留学経験もないですし、先祖も代々日本人です。つまり、私が持つ、外国語に関する発音や語感は、おそらく学び得た形式的なものにすぎず、血の通っているものかと言われれば正直疑問です。

ネイティブスピーカー > 留学経験者 > 私 という順で、外国語に強いかと思います。私が外国曲を歌っても、所詮モノマネなのですね(逆に、日本語の歌は強みだと思っています)。

けれども、この国際社会で、外国曲の作品を通して異文化に触れるということは、私たちの知性や感性を高めてくれるでしょうし、日本との文化比較をする上でも有用となるはずです。それに、逆の立場で考えてみれば、たとえモノマネだとしても、自分の国の歌を丁寧に歌ってくれる外国人がいれば嬉しいものです(あくまで「私は」ですが)。

音楽は国境を越えると言われますが、声楽に関していえば、そうではないと私は考えています。言葉がなければ成り立たず、言葉があってこそのものです。しかし、言葉を超越した部分では、きっと世界につながる何かがあると思うのです。

人前で歌うか歌わないかは別として、外国語の歌を学ぶということは、(もちろん趣味によるところも大きいと思いますが)必ずや、芸術性を育むための良き教師となってくれることでしょう。

今外国語の歌をレッスンで学ばれている方は、是非、言語について見識を深めていただき、歌にどんどん反映させていっていただきたいなあと思います♪

 

(2017年6月1日(木) 14:42)

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この記事を書いたコーチ

音大の大学院にて日本歌曲の研究に専念。歌う愉しみを伝えるレッスン

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