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「自己満足でやるなら、声楽をやる意味がない」

はあい!橋本尚平です。

いきなりシビアなタイトルで「もしや私のことか!?」と思った人もいるかもしれませんね。ごめんなさい。

でも、今回は少し厳しい内容でございます。たまには良いですよね?^^ ある程度心の準備をしてからお読みいただけたらと思います。



「自己満足でやるなら、声楽をやる意味がない」



これは、かつて私が師匠に言われた、実に深いお言葉です。

言われた瞬間は「なにくそ!」と思いました。それまでも私は「聴き手のために」と考えて訓練を積んできたわけですが、すでに知っている事を強く言われ、「知ってるのに言われた!くっそー!!」と思ってしまったのです。

でも、きっと歌が自己満足のように聞こえたのでしょう。聞こえてしまったということは、少なくとも私の心には「自分を認めてほしい」という気持ちがあり、それが歌となって現れてしまっていたのかもしれません。

今となっては、腹を立ててしまった自分が情けなかったと思っています。「認めてほしい」という気持ちこそが「自分のため」を第一に思って歌っていることに等しく、聴き手のことなんぞ二の次になってしまっていたのですから。

さて、「自己満足でやる」とは、一体どういうことか、ちょっと詳しく見ていきましょう。


1 単純に、自分さえ気持ち良ければいいと考えている



まずは単純なところからです。

私も、高校時代は「気持ち良く歌いたい」と思っており、大学時代だって大学院時代だってそうだったし、今だってそういう気持ちは持ち続けています。生徒の皆さんも、そういう気持ちは大事にしてください。

でも、もし、聴き手のことを考えずして自分 “ さえ ” 気持ち良ければいいと考えていたら、それは大きな誤りです。

歌い手には、自分の演奏に酔ってしまっている人が多くいますが、そうではなく、聴き手を酔わせるように歌うことを一番に考えましょう。

まあ人間ですから完璧にできないかもしれませんし、自分のことが一番かわいいはずですが、ぜひとも思考の改革に勤しんでいただきたいと思います。

「私さえ気持ち良く歌えたらいいのさ!」と強く念じている方は、もしかしたら私と考え方が合わないかもしれません。

たとえ趣味であっても、聴き手のことを一番に考えて歌うのが、私の思うところの声楽のあるべき姿であり、生徒の皆さんにはそれを体験していただきたいと考えております♪


2 橋本や聴き手に認められたいと思っている



私はこう見えてドライです。

はっきり言うと、レッスンでは生徒の皆さんの歌を認めてあげようだなんて、これっぽっちも考えておりません

もちろん、「こうしたほうが良い」とか「今の声イイですね!」という感想を言ったりコーチングしたりはしますが、私は皆さんの友達ではないですし、認めてあげることを目的としてレッスンしているわけではありません。

逆に言えば、生徒の皆さんも、もし私に認めてもらおうと思っていらっしゃるなら、その考え方は今日にでも捨てていただきたいと思います。

認めてもらおうという気持ちは、イコール自分が一番ということ。もちろん、(先ほど書いたように)人間なので承認欲求は誰もが持っています。

でも、歌い手にとっては、その欲求は小さければ小さいほど良いと私は考えています。聴き手が感動を覚えることを考えつつ、伝えたいメッセージを節に乗せて投げかけるのが、歌い手の使命です。

そして「じゃあそのためにどう声を作っていったら良いか、またどう歌ったら良いか、そしてどんな訓練をしていくべきか」を考えていくのです。

それは自分の頭で考えることです。答えはありません。レッスンは、私(第三者)の目線でその答えを見つけていくアドバイスをしたり、お互い相談したりする場所です。

認められて欲しいだけの場合は、カラオケボックスなどにて、家族や仲の良い友人の前で歌うと良いでしょう♪

※ とはいうものの、私も人間です。特に心が弱っているときは、承認欲求というものが強くなりますね。そういうときは、やはり独り善がりな演技(=歌唱)に陥りがちです。


3 自分の歌声のことで悩みすぎる



訓練に悩みはつきものです。悩まない人なんていないでしょう。私だって、声のことで悩んできましたし、今でもそうです。悩むことを忘れたら、成長は止まってしまうとさえ思います。

が、悩み “ すぎる ” のは良くないですね。

「このフレーズではどういった声の検証をしようか」「このあいだのレッスンでは何故ココがうまくいかなかったのか」「これからのセルフブランディングはどう攻めようか」といった建設的な悩みならどんどんしていただきたいです。

できるだけ避けたいのは、後ろ向きな悩みです。「どうして私の声はこんなに悪いのだろう。不運だなあ」「私の歌い方は良いはずなのに、なんでいつもダメ出しされるのだろう…モヤモヤ」といった悩みです。

繰り返しになりますが、人間ですから、たまにはそういった悩みも生じます。けれども、そればかりになってしまうと、成長は停滞してしまい、ストレスばかり抱えることになります。

ネガティブな悩みは、ときに無理矢理な自己正当化や自己防衛をするための材料となります。要は、自分の内面ばかりに目が行き、周りが見えなくなっている状態です。

それでは聴き手のことを思う余裕がありませんね。

人間には色々なタイプがいますから、そういった人を否定するつもりはありません。ただ、声楽というの面(もっといえば私が理想だと思っている声楽の姿)では、悩みすぎるタイプの人は自己満足な演奏に偏りがちだと私は考えます。

※ 何を隠そう、私は一時期自分の声について悩みすぎた時期があります。その時に特別にみていただいていた先生には、「あなたは自分の声のことばかり話すよねぇ」と言われましたね^^;


最後に



自己満足について、何となくでもお分かりいただけたでしょうか?

正直なことを言えば、聴き手のことを考えたくない人は、レッスンなんか辞めてカラオケにお金を費やしていただきたいです。

むろん、人それぞれ声楽を習い始めた理由というものがあると思いますが、完全趣味の自己満足だというのであれば独学していただきたいというのが私の本音です。

これまで培ってきた私のノウハウや知識・考え方は、生徒さんには聴き手のためにまた日本社会のうるおいのために生かしていただきたいのですね。たとえ本番を踏む予定がなくても、そのスタンスは感じてほしいのです。

でも、そういった目的を持ったうえで感じる「充実感」や練習の「達成感」、学べる「幸福感」などは、あって良いものだと思いますし、それらこそモチベーションの維持・向上につながるとも思います。

いけないのは、「自分が一番、それで終わり!」といったスタンスなのです。

幸い、私の生徒さんは皆さんひたむきで勤勉な方ばかり(と私は信じてますよ!)なので、今回のお話はあまり参考にならなかったかもしれません♪ ただ、月はじめの通信として、ちょっくら書いてみました^^

以上です♪♪


※ 今回 悩みのお話が出ましたが、もしネガティブな悩みが溜まってきたら、少しでも早く私に吐いていただきたいと思います。なるべく建設的に考えられるよう、私もサポートしていきたいですから♪^^

 

(2016年9月3日(土) 16:22)

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この記事を書いたコーチ

音大の大学院にて日本歌曲の研究に専念。歌う愉しみを伝えるレッスン

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