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意識しすぎると、テンションがかかる

声楽コーチの橋本尚平です。かなり久しぶりのブログの更新でございます!梅雨真っ只中で、ジメジメが続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?あ、もう7月ですか!あっという間ですね~。

さて今回は、歌うときに体に余分な力が入ってしまう!とお悩みの方に向けて、ちょっとだけ小難しいお話をしたいと思います。

この記事のタイトルにもあるように、「意識しすぎると、テンションがかかる」ということですが・・・、これだけ読んだら何のこっちゃ!ですよね。なので、もっと噛み砕いて言えば、

「良い声を出そうと考えるほど、体は緊張する」

ということです。

「は?良い声で歌おうとするのは当然でしょう?何バカなこと言ってんのコイツ」と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。でも、良い声を出そう 良い声を出そう としているときに限ってうまくいかない、そんな経験がある方も少なくないと思います。

たしかに、声楽の発声において、体の仕組みや使い方などを色々知っていく必要があります。そして、発声練習をするときには、体のどの部分がどのように動いているのかを、自分の感性でもって感じなければなりません。

声楽の先生は言います。「身体のここをこう使え」「こういう歌い方をするときはこのように筋肉を動かす」と。そうなんですね。理屈としては、そういった表現はあながち間違っているわけではありません。

しかし、ここには注意しなければならない点があります。

ある程度経験のある方だと何となく勘付いていらっしゃるかもしれませんが、体の使い方、動き方など分かっていても、声が言うことを聞いてくれない。思い通りに発声できない!

・・・元々素質のある方だと「簡単だよ」というようなことでも、声楽を学ばれる多くの方にとって、そういった悩みって必ずやつきまとうと思うのですね。

じゃあそれはなぜか?せっかく正しい知識を使って正しい発声にしようと努力しているのに、なんで声が付いてきてくれないのか?

・・・それは、体がまだ動きを覚えていないのもひとつありますが、意識しすぎることによってテンションがかかってしまうから!・・・といった今回のテーマにつながるわけです。

例えば、腹式呼吸をしようとしたときに、横隔膜の動きを意識すると思います。でも実際、その動きを意識しすぎると、そこばかりに意識が集中して緊張が生じてしまいます。

横隔膜はそれ単体では動きません。必ず、他の筋肉と連動して動きます。そのため、横隔膜ばかりに集中してしまうと他が疎かになるのです。といいますか、むしろ他の筋肉の動きが止まってしまうこともあります。変に力が入ってしまって・・・。

身近な例で言えば、車の運転。ひとつだけを意識することなく、色んなところに意識を向けると思います。前しか注視していないと危ないですよね。一ヶ所への集中によって、他が疎かになったり、視野が狭くなってしまいます。

それから車の運転スキルはどう身に付けるか?経験のある方はお分かりかと思いますが、一番は感覚ですね。何度も実地教習を受けて、センスを磨き、感覚を会得していきます。運転中に理屈を考えすぎると危ないですね。

まあそれは極論かもしれませんが、要はそういうことなのですね。声楽だって、ある程度感覚や感性などによって、スキルを会得していくことが大切になってくるのです。だからか、声楽の先生の中にはイメージ論ばかり言う方がいらっしゃるのでしょう。

もちろん、自動車の教習と同じく、声楽でも理論を学ぶことは必要です。なぜ体のここをこう動かすとこんな声が出るか?といった理屈を知ることも大切なのです。

私は、今教えている生徒さんには、理論面とイメージ論面(もっと単純に言えば左脳と右脳みたいな感じでしょうか)の両面を強化していただくようにしています。

人には色々タイプがあって、理論面が強い人には、そのまま理論の勉強を続けてもらいつつ、苦手とするイメージ論を強化していこうと試みます。逆も然りで、イメージばかりが先行しがちな方には、なぜそういうイメージをするのか?といった理屈を分かっていただこうと試みます。

もちろん、人間ってそんな単純なものではないですが、大方そんな感じですね。

やはり、声楽に限らずあらゆる分野で、偏りのない学習が必要になってくると思います。よく文系脳だとか理系脳だとかといった話がありますけれども、どちらかに決めるのではなく、理想は融合型だと思うのです。

以前、サイエンスライターの竹内薫氏が著した『理系バカと文系バカ』(PHP新書)を読んだことがありますが、その中で、理系と文系及び文理融合型のお話が展開されています。とても興味深く読めたので、もし興味があったら読んでみると良いかもしれません。

・・・と、なんだかお話が逸れてきてしまいましたが(笑)、今回のお話をまとめると、

★ 理屈は大事だが、意識のしすぎは緊張をもたらす! ★
★ イメージ的な部分を強化する練習も必要! ★
★ 自動車の教習と声楽は似ている! ★

という感じになります。

もちろん人によって癖とか感覚って違うので、具体的にどうすれば良いのか?というのはここに書くことができないのでご了承願います。それこそ、ここでお話をしても机上の空論で終わってしまいかねないので、個人レッスンが強みとなるでしょう。

今回、久しぶりの更新ということで、ちょっと生意気な感じになってしまい誠に恐縮なのですが、「ほほう、こんな考えもあるのか」と参考にしていただけたら幸いでございます。

以上、お読みいただきありがとうございました。

橋本尚平

 

(2015年7月1日(水) 1:26)

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この記事を書いたコーチ

音大の大学院にて日本歌曲の研究に専念。歌う愉しみを伝えるレッスン

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