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なぜ過去問題は繰り返し出題されるのか?

 社会保険労務士試験における過去問題の重要性は、多くの方々の指摘するところです。それは毎年、過去問題が繰り返し出題されているからです。
それでは何故、そのようなことが起こるのでしょうか?

社会保険労務士試験は、全国社会保険労務士連合会 試験センターが、厚生労働大臣の試験実施機関として委任を受け、実施しています。
また現在は、試験委員も公表されています。試験委員の顔ぶれは多岐にわたりますが、長年、厚生労働行政に携わってきた方等、過去の経験・実績が評価されて、試験委員を担当
されているようです。しかし、残念ながら、彼らは試験作問のプロではありません。
他に本業を持ち、片手間で試験委員を引き受けているのが実情です。
立派な経歴を持たれている試験委員の方々に対して、甚だ失礼ですが、私は、試験作問の素人が労務・社会保険実務のプロを選抜する資格があるのかという点について、
常々疑問を抱いています。
ただ、試験作問の素人でも、比較的簡単に問題を作成する方法が、ひとつだけあります。それは過去問題を下敷きにして、それをアレンジする方法です。
この方法には優れた点が2点あります。
①過去のデータから、問題の正答率が、ある程度推測できる。
②誤植・ミスをする可能性が低くなる。

※※※①厚生労働省の所管する資格・検定試験は合格ラインを60%としているケースが、数多 く見受けられます。 (例)衛生管理者試験・FP技能士検定
この傾向は社会保険労務士試験においても見受けられ、目安として、60%程度の正答率
で合否が分かれるよう、示唆を受けていることが推察されます。
ところが、全ての問題を、試験委員の感性・オリジナリティにゆだねると、合格ラインが 実
施年によって大きく変動する可能性があります。正答率がある程度推測できる過去問題を
再出題することは、安定的に一定の正答率を確保するために、きわめて効果的な方法とい
えます。
※※※②誤植・ミスがないということは、作問において最も重要なポイントです。全面的に問題を改定すると誤植・ミスが発生しやすくなります。この傾向は、出版物の初版に誤植がきわめて多い事実から、容易に推測できることです。

●過去問題はサービス問題 得点源です。本試験で過去問題が再出題された場合は、条件反射的に解答できるようにしてください。するめをかむように、過去問題を繰り返し解き 、
徹底的に頭に刷り込むことが重要です。

 

(2014年6月15日(日) 17:10)

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この記事を書いたコーチ

コンサルタント会社を経営するベテラン講師。一発合格のための学習法を伝授

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