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ロシア演劇のことがギュッと詰まった本

宮澤俊一さんの『ロシアを友に』(群像社)を読んでいる。『ロシア演劇小史」という章に、1824年に開場したマールイ劇場の記念アルバムの解説から引用した一文がある。

「モスクワ大学のなかに大学劇場が生まれた。そこで演じていたのは大学附属ギムナジウムの生徒や学生で 彼等はきちんとした芸術教育を受けていた。……モスクワ大学劇場を基礎に、マールイ劇場の一座が形成されたのである。」

宮澤さんは、「……天下のモスクワ大学が俳優養成の学校だったというのも、 ほかの国に例をみないことだろう。」と締めくくっている。

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「宮澤さんは今思い出しても、美しい人でした。文字も、声も、立ち居振る舞いも。私欲がないからか育ちがいいからか、全体に品がありました」と親交のあった友人は言う。

 お会いしたかったなぁ。せめて、本を通じてお友だちになろう。

「モスクワ劇場通い」は、一緒に散歩しているようで楽しくて、「モスクワ劇場だより」では、宮澤さんの芝居熱に圧倒された。

このあと、チェーホフや、宮澤さんが心底ほれ込んだエーフロスという演出家の話が続く。目次には、『白痴』『どん底』宇野重吉さんの名前まである。先を読むのが、本当に楽しみ!

ロシア演劇のことがギュッと詰まった本

(2021年3月11日(木) 10:58)

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この記事を書いたコーチ

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