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ロシア女性のネーミング

読者の殆どの方が、ナターシャ、ターニャ、カーチャといった典型的なロシア女性の名前を、お聞きになったことがあると思います。日本女性の名前に置き換えれば、ヨシコ、カズコ、ケイコといったように、かつてはかなりの人気を誇った名前で、とりわけナターシャは、ロシア女性が5人いればそのうち1人はナターシャである、と言われたほどにポピュラーな名前でした。
“かつては”と申し上げましたが、筆者が旧ソ連邦のモスクワに駐在していた1980年代前半には、勤務先の日本企業モスクワ事務所勤務のロシア人女性10人ほどのなかに、ナターシャが3人もおり、本人たちには内緒で、若い方のナターシャ、丸顔のナターシャといった区別をしつつも、時折思わぬ混乱をきたしたものでした。
ソ連邦崩壊後ロシアの首都になったモスクワに昨年までの数年間2度目の駐在をしましたが、かつてあれだけの数を誇ったナターシャ、タ-ニャ、オーリャ、ガーリャといった名前を持つ女性は中高年配者ばかりで、若い女性の名前は、マーシャ、ナースチャといった、ロシア人自らが“モダン”と称する名前が主流となっていました。日本でもかつての「子」のつく名前がめっきりと減り、サヤカ、メイ、アヤといったカタカナが似合う“モダン”な名前が増えているのと同じ傾向のようです。
ただ、ナターシャという名前をご存じの方も、これが愛称であり、本名はナターリアであることをご存じの方は少ないのではないでしょうか? ナターリアの名を有するロシア女性に初対面で突然ナターシャと呼びかければ、彼女は怪訝な顔を向けるはずです。
言ってみれば、ヨシコさんに初対面でヨッチャンと呼びかけるようなものです。親しくならなければナターリアをナターシャと呼ぶことはありません。彼女にそう呼びかけるのは肉親、友人、会社の同僚・上司といったところで、これが、幼児のナターシャあるいは恋人のナターシャであれば、さらに親しみを増してナターシェンカと呼んだりもします。冒頭にカーチャの名前を挙げましたが、これはエカテリーナの愛称であり、さらに親しみを込めればカチューシャとなります。因みに女性の名前の正式名称、愛称を例に挙げれば次のようになります。

ナターリア → ナターシャ、ナターシェンカ
エカテリーナ → カーチャ、カチューシャ
タチアーナ → ターニャ
ガリーナ → ガーリャ
オーリガ → オーリャ
イリーナ → イーラ・・・(註)上の写真はロシアの売れっ子モデルのイリーナシェイクです。
アナスターシャ → ナースチャ
マリーア → マーシャ・・・(註)テニスプレーヤーのマリーア・シャラーポヴァは、肉親、友人からマーシャと呼ばれています。

エカテリーナと云えば、今では世界的な美術館として有名なサンクトペテルブルグ市に所在するエルミタージュ宮殿を建設したエカテリーナ二世が有名ですが、その愛称であるカチューシャといえば、日本では今や人気沸騰のAKB48が唄う「カチューシャ」そのもので、女性の髪留めの名称として定着しています。それでは、ステージ狭しと踊りながら唄うAKB48メンバーの髪を飾るカチューシャの由来をご存じでしょうか?
ロシアは著名な作家として二人のトルストイを生み出しましたが、「戦争と平和」、「アンナ・カレーニナ」等の大作を残し、日本の白樺派にも多大の影響を与えたレフ・トルストイに1899年発表の長編小説「復活」があります。
主人公ネフリュードフは陪審員として臨んだ法廷で、かつて貴族の身分を利用して純粋な心を弄び、子供まで宿らせた下女のカチューシャが売春婦に身を落とし、あまつさえ殺人犯という無辜の罪を着る姿を目にして愕然とします。懺悔と後悔の淵に沈んだネフリュードフはシベリア流刑に付されるカチューシャを追って、自身も極寒の地に向かうという筋立てです。
贖罪と魂の救済をテーマとした「復活」は、日本において無声映画から始まり、1910年に始まる島村抱月による芸術座公演により大人気を博し、カチューシャ役の松井須磨子が唄った「カチューシャの唄」は大ヒット・・・年配の方は、カチューシャ、かわい~や♪の一節を一度は耳にされたことがおありでしょう・・・舞台上で松井が着けていた髪留めがカチューシャの名で流行し、今日に至っています。「復活」は、その後、繰り返し映画化、宝塚を含む舞台上演を重ねており、日本では知名度の高い作品となっています。次にカチューシャを唄うAKB48をご覧になる時に、こうした歴史を思いだされるのも一興かもしれませんね。
因みにロシア女性の名前であるエカテリーナは、英米のキャサリン、フランスのカテリーナ、ドイツのカタリーナに相応します。

 

(2014年8月15日(金) 20:29)

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この記事を書いたコーチ

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後藤守利 (ロシア語)

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