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気温と呼吸について

きのうはぎふ清流ハーフマラソンがありましたね。ランナーのみなさん暑い中お疲れ様でした。筋肉痛などは大丈夫でしょうか?

今回は気温と呼吸の関係のお話です。

これから夏に向けて気温が上がっていきますね。夏場は記録が出にくくなる季節です。

生理学的には気温が高いと身体の中で酸素を効率よく運ぶことができなくなります。酸素を運べないということはランニングのような有酸素運動では大問題です。

基本的に呼吸で取り入れた酸素は、血液中の赤血球のヘモグロビンという物質と結合して体内の組織に運ばれます。酸素は水に溶解しにくいので、ヘモグロビンが無ければ大量の血液を循環させなくてはいけないので効率が悪くなります。それがヘモグロビンのおかげで効率よく酸素を身体中に運ぶことができるのです。

しかしヘモグロビンと酸素が結合する割合はいくつかの要因によって変化します。その一つが血液の温度です。温度が高いほどヘモグロビンはくっついている酸素を放そうとします。

運動すれば身体の組織の代謝が盛んになるので熱が発生します。そういう代謝が盛んな組織に効率よく酸素を供給するための仕組みがもともとあるのです。

夏場はただでさえ気温が高いので上記のようなことが起こりやすいと考えられます。思い出してみると冬のほうがなんとなく呼吸が楽な感じがありませんか?

このように温度によって酸素の運ばれ方は違うので、夏場のレースでは記録があまり期待できないことが多いです。夏場のレースで自己ベストが出たのならそれは練習を頑張ってこれた証拠です。秋冬のレースならもっといい記録を出せるかもしれませんね!

 

(2016年5月16日(月) 21:56)

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この記事を書いたコーチ

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