外に出ると少し肌寒く感じるけど身体を動かすと心地よく汗ばむ。そんなランニングに最適の季節がやってきました。
この秋からランニングを始めた初心者ランナーも多くいると思います。
初心者ランナーの方々は
・とにかく身体を動かすことを始めよう
・ランニングはダイエットに効くと聞いたから
・フルマラソンを走ってみたい
等、様々な理由でランニングを始めたのだと思います。
そんな初心者ランナーが1ヶ月程ランニングを続けると、そろそろ次のステップに進みたいと感じるかも知れません。
「ちょっとペースを上げてみようか?」
「ちょっと距離を伸ばしてみようか?」
等と。
お勧めのトレーニングは「長く走る」です。
しかも「ペースを落として」です。
「次のステップなのに今よりペースを落とすの?」
と不思議に思われる初心者ランナーの方も多いでしょう。
「自分が楽と感じるペースより更にペースを落とし、ランニングフォームを意識して長い時間走る」、このトレーニング方法を「ロング・スロー・ディスタンス」と言い、トップアスリートでも取り入れている練習です。
(通称LSD(エル・エス・ディ)と言います。)
初心者ランナーにとってLSDの効果は
・長い時間身体を動かすことに慣れる
・毛細血管が発達してランニングに適した身体になる
・ランニングに必要な筋肉がつく
等です。
大切なのは「走る時間」を少しづつ伸ばすことです。
(LSDはゆっくり走るので、「走る距離」ではなく、「走る時間」をトレーニングの基準にします。)
最初は15分位。
段々と20分→30分→40分→50分→60分。
まずは60分間走ることを目標にしてみましょう。
毎回長い時間走る必要はありません。
週に1回程度、休みの日にでも、長い時間走るLSDにトライしてみてください。
(2015年11月5日(木) 13:52)