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箱根駅伝の5区は接地時間がポイント

今年の箱根駅伝、天下の険(字あってるかな?)5区は日体大の3年生キャプテンでしたね。

但し日体大の別府監督曰く「技術的な適正選手は他にもいた」ということでした。


18キロも上り続けるのは並大抵の精神力ではダメでしょう。

技術的なものより彼の本来のランナーとしての走力と折れない精神力を買ったのでしょうね。


そういうことは今回の5区区間賞は「山の神」でも「山のスペシャリスト」でも「山の達人」でも「山の名人」でも

無い。

伝統的に日体大が使ってきた奇襲作戦の一つでしょう。

2区でも良かったはずですから・・。


初代「山の神」はニューイヤー駅伝では区間賞をゲットしましたね。

また2代目「山の神」は区間4位。


特に2代目「山の神」の東洋大OBの富士通・柏原選手は学生時代5区の18キロまでは滅法強かった

ため実業団選手になってから実力以上の評価、期待をされて少し気の毒な気がする。

学生時代から5000mも10000mも走れるスピードランナー・・と言うわけではなかったことを

忘れている人や知らない人が多いのでしょうね。

実際当時5区でも18キロ以降の下りは速いわけではなかったですから。


長距離選手を強化するのも分析するのも「運動生理学」で考えられる場合がほとんどです。

「バイオメカニクス」で考える人は多くない。

ここがポイントでは?


長距離に技術は要らない?

そんなことはありませんよ。

走るためのメカニズムを考えたとき技術ポイントはかなり多いです。


・・5区が強い選手とはどういう走りをする選手かを考えましょう。

タイトルにもあるように「接地時間が長い選手」です。

加えて接地時間が長い走りを得意とする選手と言うことです。

力を地面にダイレクトに伝え「グイグイ」上っていくあのイメージに重ねてください。

23キロの山上りなら通用します。

そしてスピードランナーほど接地時間が短い。


そしてココからは生理学です。

この走りでは90分程度しか持たない。

初代「山の神」がマラソンで35キロから失速する理由が分かってくる。


100年以上前から使われている指標のVO2MAX(最大酸素摂取量)では把握できることでは

無いんですよね。


6区にスピードランナーが多いのはそういう理由ですね。


上り坂が得意で下りが下手なランナーはどうすればいいのか?

接地時間を短くする練習をしましょう。

様々な方法がありますよ。


また走りを変えたくなければこの走りで通用する生理学的なトレーニング方法を探してみましょう。

ただしこれは20年、30年では無理かも知れません、また100年たっても出来ないことかも知れません。


 

(2013年1月7日(月) 15:17)

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この記事を書いたコーチ

全日本実業団選手権に出場。ランニング学会認定ランニングコーチ

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