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真実の証

みなさんポルトガル語というと真っ先にブラジルを思い浮かべるのではないでしょうか??

ブリックスの一員であり、日系ブラジル人もたくさんいますし、2014年には60年ぶりにワールドカップが行われます。
さらにブラジル各地で行われるカーニバルは有名ですよねえ☆

が、しかし!!!!
ヨーロッパの中でも地味~な本国ポルトガルにだってちょっと目を向けてみようではあーりませんか♪

さあ、ポルトガルですが、イメージ通り地味です(笑)
イタリアやスペインと同じくラテン系民族の国ですが、確実に彼らより静かな人たちなので地味~にうつるんでしょうね、実際そうですし。

そんなポルトガルの定番のお土産といえば、ガーロ デ バルセーロス!!
ご紹介いたしましょう。 黒い雄鶏の置物なのですが、これにはこういう言い伝えがあります。

バルセーロスという小さな町がポルトのちょこっと北にあります。
バルセーロスは今でもそうなんですが、ポルトガルからサンティアゴコンポステーラ巡礼をする時の中継地になるんです。
そしてこの話は16世紀のこと。

    ある日、この地に一人のガリシア人が通りかかり、宿をとります。
    ちょうどこの当時、町では盗みが横行し、なかなか泥棒がつかまらない。
    なんの因果でか、このガリシア人に容疑がかかり逮捕されます。
    男は無実を訴えるのですが誰にも信じてもらえず、とうとう絞首刑を言い渡されます。

    聞き届けられる最後の願いとして、男は自分にその判決を言い渡した裁判官を訪ね    たいと言います。
    町の名士を集めて宴を開いていた裁判官に男は再度自分の無実を訴えますが、居     合わせた誰もがこれを聞いても信じはしませんでした。

    テーブルの上に載せられている丸焼きの雄鶏のご馳走を目にした男は言います。
    「明日の朝、刑に処せられる時、わたしの無実の証として、この丸焼きの雄鶏が鳴き    だすだろう」
    これを聞いた人々は大笑いしますが、それでもその雄鶏の丸焼きのご馳走に手をつ    けないで、明朝まで置いておくことにします。

    翌朝、処刑の時間が来たとき突如として、テーブルに載っていたご馳走の雄鶏が起     き上がり、
    「コケコッコー!」と鳴いたのでありました。
    裁判官は即座に男の無実を悟り、自分の判決を翻したのでした。

    数年経ち、ガリシア人の男は再びバルセーロスに立ち寄り、自分の信仰に応えてくれ    た聖母マリアとサンティアゴを讃えるために十字架を掲げる石碑を建てたということ     で、その石碑は現在もバルセーロスの町に残っています。

と、いうことで、これがガーロ デ バルセーロスが「真実の証」と言われる所以なのですが、今ではカラフルな色をつけられてお土産の定番となっています。
僕もいっぱい買ってきましたよーーー、いっぱい買って値切ってきましたよーーー(笑)

南欧であったかいとこ行きたいけどイタリア・スペインみたいにガツガツこられるのはチョット・・・って方にはポルトガル、オススメですよ☆

真実の証真実の証

(2013年5月19日(日) 10:52)

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この記事を書いたコーチ

大学でポルトガル語を専攻。ポルトガル語圏の文化や慣習も楽しく学べる

ラテンのリズムでポルトガル語
泊直樹 (ポルトガル語)

東京・目黒・恵比寿・渋谷・原宿・新宿・新大久保・高田馬場・池袋・巣鴨・上野・秋葉原・...

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