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メトロノームはこう使います

学校の音楽の授業で、使ったことはありませんか?
メトロノーム。正確にタイムを刻むことのできる
アイテムで、昔ながらのメカ式の他に、
近頃は(近頃と言うほどでもないけど)
電子式の軽いのがあって、ボクはこっちを
いつも持ち歩いていて大変重宝しています。

学校でメトロノームを使う時と言えば、
みんなでアンサンブルをする際、
全体のソリが合うようにテンポの指標にするという
使い方をしていたかと思います。
これはとても大切な方法で、ボクも他のメンバーと
アンサンブルの練習をする時に使ったりします。
特にキメが多いジャンルの演奏の場合には
これは欠かせません。

でもメトロノームには、
他にもこんな利用法があります。
それは、リズムの練習の時。

普通に鳴らすとすると、4拍子の曲だったら、

カチ、カチ、カチ、カチ

と4つ打つようにしますよね。当たり前ですが。

ポップスなどのポピュラー音楽や
ジャズやロックなど、コンテンポラリー音楽では、
4拍子の場合、2拍目と4拍目に重みがあって、
強弱で示すと、弱、強、弱、強、となります。
よくロックドラマーが曲の始めで
カウントする時、スティックをかち合わせて、

「ワン、トゥー、ワントゥースリーフォー」

とやりますよね。この時、スティックを叩く
タイミングがトゥーとフォーで、
こうやって叩くのには理由があったんですね。

なので、ポピュラー音楽を弾く際には、
この2拍目と4拍目にドスンと落ちてくるような
感覚が欠かせないんですね。
これがリズムというものですね。

その感覚を養うにはどうすればいいのか。
まず言えることは、
とにかくたくさん聴くことです。
何度も聴けば感覚が掴めてきます。

さて、聴いてみた上で、
メトロノームが力を発揮する訳です。どう使うのか。

することは簡単。鳴らしながら、
片手でもいいから好きな曲を弾くこと。

なあんだ、できるよそんなこと、
と言いましたね? ではこうしてみて下さい。

4つ分打っていたメトロノームのテンポを
半分にしてみて下さい。すると、
ふたつ分になりますよね。
これで、それまで弾いていたのと
同じ早さで弾いてみる。

カチ、カチ、カチ、カチ

だったのが、

カチ、……、カチ、……

になる。これで弾いてみるんです。

これでも弾けるんじゃないかなと思います。
カチ、……、カチ、……、のタイミングは
1拍目と3拍目に鳴っているはずです。

ここで挑戦。
この1拍目と3拍目に鳴っているメトロノームを、
2拍目と4拍目になるように、
ちょっとずらして演奏してみる。
これはなかなか厄介です。弾きながら、

……、カチ、……、カチ

と鳴っていれば成功です。
この方法は確実に、
あなたのリズム感をよりいいものにしてくれます。

ボクもこれ、さんざんやりました。
最初はうまくいかなくてしょげるけど、
続けていたら、ある時いきなりできました。
リズムの練習って不思議で、
ある時いきなりできるようになるんですね。
結構嬉しいものです。

ちょっと繁雑な説明になりましたが、
是非試してみて下さい。煮詰まってしまったら、
ボクと一緒にじっくりやりましょう。
じっくりやって、
ある時瞬間にできるようになったら、
すごく素敵じゃないですか。


 

(2009年9月3日(木) 3:41)

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