全国5万人が受講している「サイタ」

ピアノ教室・レッスン

ピアノ教室・レッスンを選ぶ

初回60分無料体験OK

まずは60分の体験レッスンからスタート。
無料で実際のレッスンを体感できます。

月々4,300円〜の低料金

先生ひとりじめの個人レッスンを、この価格でご提供。レッスンは全てプライベート形式の60分間です。

通わない月は0円

曜日と時間を選べるので、
無理なくマイペースに通えます。

詳しくはこちら

音楽教室ピアノ教室愛知 徹ジャズピアノ講座 スクールブログ 電子楽器路地裏...

電子楽器路地裏話その1

今では誰でも常識のように電子ピアノ、シンセサイザーなどを操作できしかも、コンピュータ内蔵でリズム、ベースまでコンボ、ビッグバンドに至るまで一つのシセサイザーでサウンドが作れ、楽曲も作れるという大変便利な機器になりました。

今から三十年前にタイムスリップします。
この時、世の中で大きな変化が起こりました。アナログからデジタルへの改革というか進化です。
それまでは、アナログ機器(家電も電子機器も全てがアナログ回路による制御)は限界を迎えているようでした。そこに、デジタルが出現したのです。実はもっと古い話でパソコンが発明された時代までさかのぼりますがこの時、マイクロコンピュータというIC(半導体)がIBM,インテルなどにより発明されたのです。
このマイクロコンピュータの登場は家電製品や車までもがこのマイクロコンピュータで
制御できるという巨大な産業構造の変革をもたらしたのです。
とりわけ、デジタル電子楽器の登場は尋常ではありません。

今でも忘れることはできない新栄でのライブハウスでライブに耳を傾けていたのですが、ステージ右端に小型のピアノが置いてあり、当時全盛を極めていたフェンダー社のローズ(この楽器は鍵盤で調律された鉄の小さな板を叩くのですが)の偽物かと思いましたが、これがすごいサウンドを奏でだしたのです。
それまでの電子楽器とは比べモノにならず、フェンダーを超えグランドピアノに迫るような音色です。
ピアノの裏がわにメーカの名前と型式番号が書いてあったので、早速と調べてみたところ、デジタルシンセサイザーであることがわかりました。
このデジタルが鍵でした。
世の中はアナログからデジタル一色になります。
ゲーム、カメラ、ビデオカメラ、ビデオデッキ、CDもそうですね。
なんとあらゆる物がデジタル化されるのです。凄まじい勢いです。

乾電池や家庭用電源を使う機器には絶にマイクロコンピュータが内蔵されていて、簡単な操作性、クオリティーの向上などいいこと尽くめでした。
そんな中でも一際、目立ったのは電子楽器です。
世の中がデジタル化が進む前からこれが起きたのですね。

私がライブハウスで聞いた楽器は音楽の世界を変えました。
それまでの電子楽器といえば、モノポリホニックシンセサイザーで鍵盤をいくらたくさん抑えても出せる音が1つです。それも、矩形波、サイン波、ノコギリ波の三つの波形合成でなんとも貧弱でもありました。
でも、この三種類の波形合成で意のままに音を作れるというのもかなりの技術力なんですよ!!
そこに、デジタルシンセの登場で ア! という間に独占状態になります。
海外のこういったメーカは大打撃を受けたことでしょう。かわいそうに でもそれが現実。

それから三十年デジタル化はいつしかバーチャルの世界も作り出しました。
楽器でもそうで、バーチャル電子ピアノなんていうのはすごい機能ですよ。
スタインウエーやベーゼンドルファーなど世界に冠たるピアノの名器の構造を分析した上で、弦を好み(この場合、メーカでシュミレートした、銀製のピアノ線を使うとか、銅線を使うとか)のもので音を出せるのです。

私は数年前にこれを見て、弾いてみてビックリ!!しました。
ここまで来たか電子ピアノですよ。

複雑な倍音も全てデジタル処理できるのですから、生の楽器に限りなく近づくわけです。
生ピアノタッチの鍵盤にバーチャル音源驚異です。

誰も知らないピアノサウンドこんなピアノを日本メーカが世に出しました。

確かにインパクトのある製品です。

でも考えてみてください、今まで進化し続けてきた電子楽器は生楽器と同じ空気を震わせて我々の耳にサウンドを伝えるのですが、電子楽器の方は開発されて百年以上も経過しているスピーカなのです。
デジタルで作りこんだ魅惑のサウンドデータは実は最終段階ではアナログに変換されてスピーカを振動させる。ここだけ昔のままですよ! 皮肉ですよね!

生のピアノは楽器内部に張りめぐらされた弦がハンマーで叩かれると振動し、ピアノの底にある共鳴板が共鳴し外へ伝える。
このような構造をしています。
ですから弦本来の振動とスピーカでは根本的に違うのでどうしようもありません。

技術革新のいくつくところはどこでしょうね??

いまコンピュータミュージックにハマってる方もいるでしょう。
誰もが簡単に曲作りができるような時代です。

私は電子楽器を悪者にしているわけではありません。世の中が安くて便利な品物、サービスが出たら、一体何がどう変わるかという話を楽器にたとえてしたわけです。
私の分析はどうでもいいのです。

楽しく音楽ができれば電子楽器でも大いに使いましょう。
電子楽器のいいところは持ち運びができる。調律の必要がない、その場でいろんな音色が出せる。
転調もボタンひとつ押さえるだけで完了。こんな便利なものはありません。

でも、自己表現である音楽演奏では個々の演奏者と楽器の関係に大きな接点があります。
表現する場合はやり意のままに操りたい(鍵盤を微妙に弾いた時の音や鍵盤のレスポンス)が量産の電子楽器はどれも同じでそんな演奏方法は通用しない。

オスカーピータソンは海外公演でも自分のピアノと調律師をお供に出かけるようです。
これこそプロではないかと思うのです。

随分と話が長くなりましたが、電子楽器(電子ピアノ)は高性能でしかも安くて持ち運べる。
それに、ヘッドフォーンを使えば夜の練習も周りに迷惑をかけずにできる。
手軽に買えて練習できるのでいいものです。
生のピアノは最近では安いピアノも出回っていますが、それでも高価で重いのは厄介なものです。
鍵盤を叩くと違いは一目瞭然ですが・・・・

皆さんがもし自宅にピアノがなくて買おうか悩んでいるなら、まずは、お手軽に電子ピアノで練習するということをお勧めします。
私は新築時に居間にグランドピアノが置けるよう床をかなり補強しているのですが、そこにピアノが置かれる日はいつのことにならやら。

 

(2015年7月10日(金) 16:22)

前の記事

次の記事

この記事を書いたコーチ

ジャズ好き必見。楽譜の読み方~アドリブ技まで楽しく身につくレッスン!

ブログ記事 ページ先頭へ