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なぞるだけでは『音楽』にはならない

こんにちわ。講師の中田です。

ぼくが高校1年の時の話です。
クラスに、非常に勉強のできるやつがいました。彼は、もっと頭のいい学校を受けたけれども落ちてしまい、今の高校に入ったのだということを、彼と同じ中学を卒業した友人から聞きました。
彼はいわゆるガリ勉と言うほどでもなかったのですが、あまり活動的な感じではなく、感情もあまり大きく出さない性格でした。おそらく昔から英才教育で育てられてきたのでしょう。ピアノもうまいらしい、と言う話でし
た。

ある音楽の時間に、個人発表をすることになりました。そこで彼はショパンの『別れの曲』を弾きました。
たしかに彼の指はよく動いたし、楽譜の通りにあまり間違えることもなく弾き終えました。
しかし、彼が弾いた『別れの曲』には決定的な欠落がありました。
それは「人に聞かせたい思い」。もしくは、「曲に対する感情」というもの。
どんなに指が動いて楽譜の通りに鍵盤を鳴らしても、そこに「気持ち」が乗らなければ、それは決して「音楽」にはなり得ないのだ、ということをぼくは初めて知りました。

ピアノを弾く、もっと言えば「楽器を弾く」ためには、コツを覚える=ある程度テクニックは必要であるのはたしかです。
ただし、どれだけテクニックがあったとしても、そこに気持ちが入らなければそれは「いい音楽」には成長しません。
「仏作って 魂入れず」です。

「この曲を弾きたいんだ」「この曲が好きなんだ」という気持ちを大切にして下さい。
その思いが上達を一気に加速してくれるはずです。

 

(2007年6月24日(日) 0:00)

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