サイタ趣味の習い事言葉/文章講座小説愛知 小説指南 スクールブログ 書き直しは躊躇...

書き直しは躊躇せず

 みなさんは小説を書いていく上で、どの程度の書き直しをしているだろうか。

 特に長い作品を書いている途中で、作品を書き直したくなることがある。それは必ず筆が止まったときや、物語後段の展開に迷ったときに訪れる。

 物語の冒頭からしばらくは、文体(語り口)なども固まらず手探りで書いている。作者自身の中に迷いなどもある。作品を書きながら、思いに決着をつけていくわけだ。
 同時に冒頭は、物語全体のトーンを決める部分でもある。
 半分以上書いてくると物語のトーンや語り口が練れてくるので、冒頭執筆時とは否応なく変わってくるのだ。特に技術的に進化途上のキャリアの若い作家ほどそう。
 また、書きながら思いついたことを、冒頭にさかのぼって伏線として張ったりもする。それがなければよい作品にはならない。

 そんなときは、逐一冒頭から読み直して修正や加筆訂正をしていく。
 原稿用紙に万年筆の昔と違い、今はPCの電子データで加筆も簡単だ。私も、原稿を加筆修正する度に印刷アウトプットして確認するのだが、一章で六回ほど書き直していた。

 書き直して完成形に近付くほど、後段の執筆速度が速くなる。この書き直し作業は「必要な手順」なのである。
 みなさんも、書き直しは躊躇せず何度でもリトライしてほしい。

 

(2016年6月29日(水) 21:03)

前の記事

次の記事

新着記事

本日、名古屋国際会議場のイベントホールで行われた名古屋コミティア53に参加してきた。 地方で行われるコミティアの一つで、今年で25周年の53回目とのこと。 マンガや小説やゲームなどの同人誌展示即売会なのですが、特徴的なのは二次創作不可のオリジナルコンテンツに限るということ。 今回、還...

ええ歳こいて、同人誌展示即売イベント「名古屋コミティア53」に参加する。 2018年10月14日(日)11:00~15:00 名古屋国際会議場 イベントホール 一応サークル名は、拙著のタイトルと同じ「不死の宴」。 参加の目的が「不死の宴 第一部 終戦編」の作品プロモートなのだ...

「小説指南」でアドバイスをしていたペンネーム「哀楽」さん。 今回、エブリスタのジャンル応援キャンペーン・「最強」をテーマにしたファンタジー作品のコンテストで、「準大賞」に入選されました。 なかなか快調な語り出しに思わずニヤリ。キャラクターたちの過去や因縁など、伏線の張り方も早すぎず、遅すぎ...

拙著「不死の宴 第一部 終戦編」から引用を基に、そのシーンは何のためにあるかを解説。 自分の作品は遠慮なくネタにできて楽でいいですな。 以下引用-------------------  ようやく松も取れた頃合いなので、諏訪神社の本宮は初詣客も落ち着いていた。午前中とはいえ、もう昼近い...

話題の映画「万引き家族」(是枝裕和)を観たので、その感想を。 この文章は完全にネタばれを含んでいるのでご注意ください。 バブル崩壊で地上げから漏れた東京下町の一軒家に不思議な家族が暮らしている。 日雇い仕事の父・柴田治とクリーニング工場で働く妻・信代、息子・祥太、JK風俗で働く信代の...

レッスン無料相談窓口のご案内

サイタでは、小説レッスンに関する疑問に
専門カウンセラーがお電話にてご案内しております。
お気軽にご利用ください。

お電話相談窓口はコチラ

ブログ記事 ページ先頭へ