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キャラクターの造形とは行動原理を決めること

 物語内でのキャラクター(登場人物)の違いをどう描くのか、という質問をいただいた。今までも「会話の描写」などで少し触れたが、物語における各キャラクターの造形などについて考えてみよう。

 マンガの場合は、下手な作家でもキャラの違いをまず外見で出すことができる。髪の色、髪型(アホ毛を立てるとかね)など、日本のマンガではキャラ自体が多分に記号的であるからだ。

 だが小説の場合はもっと「根本的」なところでキャラ造形をしておかねばならない。それは、いろいろな物語内の状況(シチュエーション)でそのキャラクターがどう感じ、どう判断して、どう行動に移すかという「行動原理」を固めることである。
 これがしっかりと作家の中で把握できていれば、行動もセリフもそのキャラにふさわしいものが自ずと出てくる。先ほど記号的といったマンガでさえ、キャラたちの行動原理はきっちりと決まっているはずだ。

 多作なプロの作家には、この「行動原理」のキャラクター造形がしっかりできていれば、物語は自然に転がっていくと豪語される方もいる。
 逆に書き慣れていない新人作家は、ストーリーを転がすために、主人公の行動原理に反するようなことをさせてしまうこともある。その、場合、読者は、何だかご都合主義で物語が進んでいく印象を受けてしまう。
 慣れてくると自分で違和感を感じて再考できるようになってくる。コーチしている生徒さんの中には、既にそのレベルの方もいて、自分で「このシーンはないと思うわ」と、きっちり自然なストーリー展開に直してくる。

 ただ、登場人物の行動原理が物語を通して変化することは当然ある。彼らも物語内で成長するからだ。むしろその成長こそが物語の中のドラマになるのである。それだけに、その視点を欠いた作品は浅いものになる。

 この登場人物の成長自体が物語の中心をなす作品もある。それが成長物語(ビルドゥングスロマン)と呼ばれるものである。

 

(2015年7月15日(水) 17:16)

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