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自分だけの、どこでも執筆環境の構築

 私は会社員を続けながら小説を書いてきたので、限られた時間で作品を仕上げていくために、どこでも思い立ったときに原稿を書ける環境が必要だった。

 ワープロの登場する26歳ぐらいまでは、いつもA5のノートを携行してボールペンで書いた下書きを自宅で原稿用紙に清書するスタイルだった。
 ワープロを使うようになって、万年筆と原稿用紙がワープロに変わった。キーボードで小説を書く最初の世代だったと思う。
 やがてMS-DOSのノートPCを携帯するようになり、そこで下書きが紙からデータになった。
 次はWindows95のサブノートPC。さらに携帯に適したWindowsCEのNECモバイルギアで書くようになった。このデバイスが一番便利で使いやすかった。この時期に自分の執筆スタイルが出来上がったように思う。

 現在は、NECモバイルギアと、ほぼ同じようなスタイルのキングジムのポメラDM100を使っている。下書きをテキスト化したものは、自宅のPCからクラウドアプリケーションのEverNoteに新規ノートとしてアップ。
 EverNoteは、iPhoneからもAndroidからもアクセスできるので、新幹線の車中などの出先で原稿の加筆や推敲ができるわけだ。

 また、思いついたことを、iPhone用音声入力アプリ・DragonDictationでテキスト化してアップしておいたり、参考になりそうな情景や建物や人物やスタイルなどの写真を撮ってアップしておいたりと、スマートフォンが大活躍している。

 みなさんも、自分の生活スタイルに合わせて、自分なりの執筆作業環境を構築してほしい。道具やガジェットを吟味して、ああでもないこうでもないと模索するのは、なかなか楽しいものである。
 また、私の場合は、その構築した環境が、原稿執筆作業のモチベーション維持にもつながっているのだ。

自分だけの、どこでも執筆環境の構築

(2014年8月10日(日) 23:28)

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