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創作の仲間を持とう

 小説という表現は他人に読まれるためのものだ。誰も読んでくれない作品を書こうと思う人は一人もいない。ただ、小説という表現が不幸なのは、簡単に読んでもらえないということである。

 音楽であれば、ストリートで歌っていても、長くても5分足を止めて聞いてもらえば、その善し悪しは伝わる。マンガも早く読める。映像もまずはモニターの前で目を開いていてもらえばいい。

 音楽・映像に関しては、YouTubeでも作品は味わってもらえるのである。一方、小説はどうだろうか。これは、能動的に頭を読書モードに切り替えてもらい、集中が必要だ。インターネットのサイトで公開しても、知名度がなければ読んでもらえない。作家修行中であればなおのことだ。

 そんなときにありがたいのは、同じように小説を書く仲間である。私の場合、小説を書き始めて3年目の25歳の時に、仕事の関係で出入りしていたタウン情報誌の編集部で、同じように小説を書いている人がいるんだよ、と紹介された弾射音(第一回インターネット文芸新人賞受賞)さんとすぐに友人になった。

 大学時代、体育会に所属していて、文化系のサークルと交流がなかった私には、同じように小説を書く友人ができてうれしかった。お互いに書いた作品を人に読んでもらう経験がなかったので、コンテストの2次予選で落ちても、自分に何が足りないのかが今までわからなかったのだ。

 また、年が同じで、実力も拮抗していたのもよかった。競いあえるのだ。一番勉強になったのは、二人で長編小説を合作してみたことである。 ちょうどフィリピンでマルコス政権が倒れる時期で、連日テレビのニュースでその情勢が報道され高い視聴率を稼いでいた。私が広告会社、弾さんが業界新聞とマスコミの事情にある程度通じていたので、一連の報道を見ながらあるストーリーを思いついたのである。

 東南アジアの小国で新政権が誕生しアメリカ軍が撤退する。だが、再び反対派によるクーデターが起きそうになるが、その背後には大手メディアグループが存在した。新政権と反体制派の両方を陰から支援する。その戦争の戦略はどちらも勝利しないように、戦略ゲームの名人たちにコンピューター上で戦わせて、それを両軍に伝える。戦争自体を泥沼化させ、終わりなき戦争というコンテンツを放送して広告収入を得る、というストーリー。まだコンピューターはMS-DOSのVer.3が主流だった時代である。

 箱書き法で分担を決めて、担当の章を一気に書いては原稿を持ち寄ってスリ合わせをした。毎回、「この章を、弾さんはこう書いたか」といった感想を持ち、お互いに足りない部分を補完する。すると、自分に足りないものがよくわかるのだ。

 この作品は結局書き上げることができずに終わったが、確実に私に実力を上げてくれた。この弾さんが転勤で東京に行くまでの10年近い交流が私の小説修行になっている。
 同じ年頃で、同じぐらいの実力の仲間を見つけてほしい。

 

(2014年7月4日(金) 7:48)

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