全国5万人が受講している「サイタ」

小説書き方講座・教室

小説書き方講座・教室を選ぶ

初回60分無料体験OK

まずは60分の体験レッスンからスタート。
無料で実際のレッスンを体感できます。

月々4,900円〜の低料金

先生ひとりじめの個人レッスンを、この価格でご提供。レッスンは全てプライベート形式の60分間です。

通わない月は0円

曜日と時間を選べるので、
無理なくマイペースに通えます。

詳しくはこちら

趣味の習い事言葉/文章講座小説愛知 小説指南 スクールブログ 書き出すきっか...

書き出すきっかけとは

 小説作品を書く動機はどこからくるのだろうか。
 世の中の作家がすべてそうだとは思わないが、私の場合は次の三点が動機である。

1、今までにない、面白いストーリーを思いついた
2、世間や人に言いたい「意見」や「考え」がある、訴えたいことがある
3、こんな光景やシーンを描写したい、言葉で伝えたいイメージがある

 この三つが渾然一体となって、執筆意欲になるわけである。
 具体的には、2と3は、日常生活の中で、いつも念頭にあることで、思いつくたびに頭の中にストックしていき、1の面白いストーリーを思いついた時に、そのストーリーを補強するために、2と3が動員されるのである。これは、私がエンタメ系の書き手であるせいもあろう。

 具体的に私の場合の例を挙げてみよう。

 以前、「神様の立候補」という衆議院選挙をネタにした小説を書いたことがある。きっかけは、広告会社の営業として、さる泡沫候補の選挙広告を扱った体験をしたことだ。その候補者先生は、神様のお告げで立候補をされたという方で、その方の政見放送の収録などにも立ち会った。通常の人なら決して体験できないことを体験できて、「これは小説にできる」と思ったのがきっかけである。

 さらに、その一風変わった候補が、小さくひ弱な老婦人で、そのおばあさんの広告扱いを獲得するために、大新聞社や広告会社の社員が右往左往するという滑稽さがストーリーの核なので、「高齢者問題」、「宗教と政治」、「選挙とマスコミ」などいつも自分で感じていたことを盛り込んだ。

 実際に社会で問題になっていることに対する視点を描くだけで、ストーリーにぐっと現実味が出て、さらに深みも増すのである。これをやらないと「単なるお笑い」で終わってしまい、読者の心に何かを残すことができない。

 この作品の舞台になった選挙は、ちょうどオウム真理教が教祖・松本を擁立した選挙で、社会的にも「宗教と政治」「若者と宗教」がクローズアップされた時期であった。今なら、別のアプローチもできたかもな、と思っている。

※「単なるお笑い」と書いたが、これは「単なるお笑い」をバカにしたわけではない。「単なるお笑い」は、これはこれで、深い覚悟がなければ書けない世界で、これほど難しいものもないからである。「笑い」に関しては、また、別の機会に書いてみたい。

 

(2014年6月21日(土) 10:48)

前の記事

次の記事

この記事を書いたコーチ

ブログ10万人訪問、著書の受賞歴あり!小説作りの楽しさを伝授します

小説指南
栗林元 (小説)

名古屋・金山・鶴舞・大曽根・勝川・高蔵寺・岐阜・犬山・小牧・田県神社前・平安通・黒川...

ブログ記事 ページ先頭へ