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テキストエディタ?

私のスクールでは、レッスンの内容を記載したレジメを必ずお渡ししています。受講者の皆さんが後日レッスン内容を振り返る際の一助になればと思って、レジメとはいいつつ、ある程度詳しく書いているつもりです。

ところで、私のレジメをご覧になった皆さんは、多少驚かれているかもしれませんね。それはレジメがテキストエディタ(Windowsのメモ帳)で作成されているからです。

今日、文書を作成する場合にはWORDなどのアプリケーションソフト使うのが一般的ですよね。そのほうが綺麗にできて、見栄えも良くなります。

しかしなぜ私がテキストエディタでレジメを作成しているかというと、理由がいくつかあります。

第一の理由は、何よりも手軽であるということ。WORDなどのアプリケーションソフトをいちいち立ち上げなくても、Windowsの場合ですと、メモ帳をサクっと起動して文書の作成ができます。

第二の理由は、以前勤めていた企業で、私が管理職になりたての頃、私の上司から「管理職の作成する文書はテキストで十分だ」と言われたことです。さらに続けて「長さはせいぜいA4サイズ1枚以内に」と言われました。この言葉がこびりついて、今でも頭からはなれません。その上司は何を言いたかったのかというと、恐らく、”テキストで長い文章をずらずらと書くと読みにくい。だから、文章はできるだけ短くすること”ということなのでしょう。

短い文章で読む人に理解してもらうには、書く内容の本質を見極め、それをぎゅっと圧縮して(要するに枝葉末節を省いて)簡潔な言葉で書かなければなりません。

難しい内容を難しい言葉で長々と書くことは、その道の専門家であれば容易なことでしょう。しかし難しい内容を簡潔な(=簡単な)言葉で表現するということは、それなりの努力が必要になるのです。

マジックの手順を解説する場合でも同じです。実際の手の動きは一瞬でも、それを説明しようとすると、大変長い文章になってしまうことが少なくないのです。それを如何に分かりやすく短い言葉で、かつ要点を押えて書くか、いつも悩んでいます。

さて私のレジメが簡潔で分かりやすいかどうかは、受講者の皆さんに判断していただくとして、もう一つの理由(第三の理由)は、著作権侵害を防ぐためです。マジックの解説には「図」はつきものですよね。図を使って説明した方が当然わかりやすいです。WORDなどのアプリケーションソフトを使っていると、その図を市販の書籍からコピーしたり、あるいはインターネットのあるサイトからコピーしたりして、WORDの文書に貼り付けることが容易にできてしまいます。そしてその行為は「著作権侵害」に当たるのではないか、と危惧しています。テキストエディタでしたら、そのような図の貼り付けはできません。レジメをテキストで作成するというのは、まあ私が自らに課した足枷のようなものです。

といって、やはり「図」がないと説明が難しいのは事実です。ところがテキストといえども図を書くことはできるのですね。もちろん図と言っても、基本的には点と線とわずかの記号しか使えませんから、複雑な図は描けません。しかしそれだけに「本質的な部分」だけを抽出して描けば、点と線とわずかの記号だけでもそれなりに「分かる」図となるのではないかと思っています。

受講者の皆さんの私のレジメに対する評価をぜひお聞きしたいものです。

 

(2015年1月20日(火) 18:03)

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この記事を書いたコーチ

Mr.マリックの教室に通った経験も!カードマジックを得意とするベテラン

不思議な手品教室
佐藤耕一 (手品)

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