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ボーカリストという楽器

先日、友達に頼まれてゴスペルの個人レッスンをしました。

そこで、先日受けたマイケル・チェーホフ演技メソッドのワークショップで学んだことを活用してみました。
マイケル・チェーホフメソッドは、役者さんのためのメソッドですが、表現者として、芸術家として重要な要素が彼の本の中でも語られています。
まあ、ボーカリストは自分が楽器なので、自分を観せるという点では役者さんと共通点も多いですし、ミュージカルの俳優さんたちは役者と歌手とダンサーを兼ね備えているので、演技メソッドはシンガーにも使えると思います。
特に、マイケル・チェーホフメソッドは、正確な使い方ではないかもしれませんが、考え方のヒントとしてかなり有用です。

今回、レッスンをするにあたって、自分がいつもどうやって歌っているか、何を意識して歌っているかを、考えてみました。
そこで、歌詞を口ずさみながら、自分が無意識にやっていること、そして、どうやったら人が歌えるようになるのか、マイケル・チェーホフメソッドの要素と照らし合わせてみました。

まずは・・・

☆センター(エネルギーが湧き出ているところ)を意識したり・・・
☆センターの位置を動かしたり・・・(胸のあたりから下腹部の方へ)

これって、表現者としてすごく重要なことなのですが、普通の人(普通の時)ってあまりエネルギーの位置とか意識してないかもしれないですね。人前で話さなきゃいけない時とか、誰でも使えるテクニックではあると思うのですが、自分の中のパワー・エネルギーを一つのところに集めて意識すると集中できるし、楽器として安定できます。歌のレッスンとしては良く「丹田を意識して!!」とか、「お腹に力入れて!!」とか言われますが、それよりセンターという形で意識した方が、ボーカルトレーニングに慣れていない人にはイメージしやすいし、そこからエネルギーが湧き出しているとイメージできれば自然に丹田のあたりを意識出来たり、力を入れられたりするのではないかと思います。

そして、自分をそこにおいて・・・、今度はエネルギーが流れ出す方向、対象物を考える。お芝居でいえば、相手役かな?
今回は、ゴスペルなので、一番は神様。一緒に歌っている仲間、観客、そして、自分・自分の中の神様。

ワークショップでは、「フォーカスを決めること」、そして、フォーカスに向かってどのようにアプローチするのか(サークル・コンセントレーション)を教えてもらったのですが、「神頼み」のアプローチの時には、「上に向かう線が出てくる」ということを教えてもらって・・・、今回は、まさにこれだ!!と思いました。

ゴスペルは、ポップスやジャズとは異なった要素があります。それは、ゴスペルが「神様を賛美する歌」ということです。
ポップスやジャズを歌う場合は、フォーカスは観客や自分ですが、ゴスペルの場合は神様にもフォーカスすることがとても重要です。
歌う時には、天上の神と地上の自分・自分と共にいてくださっている神と一本の線でつながり続けること、上へ向かうエネルギーと天上から戻ってくるエネルギーを感じること。ボーカリストから、天上へ向かう一本の線が見えれば、聴いている観客も神を感じることができるでしょう。
あとは、ワークショップでやった具体的な質感のイメージ「Lift」「reach」「throw」などもゴスペルを歌う時に有用なイメージなので、そういうものを使いながら、レッスンを進めていきました。

生徒さんには、最初のソロの部分では、神へのフォーカス、センターへのフォーカスを中心に縦の線、エネルギーの流れを意識してもらいました。
すると、生徒さんの歌が、どんどん変わっていきました。
そして、クワイヤーと一緒に歌う場面では、縦の線をキープしつつ、フォーカスは一緒に歌っているクワイヤーの仲間や観客にも広がっていきます。
物理的にいえば、強弱がついたとか、声量が増えたとか、喉の力が抜けたとか、そういう風に表現できるのかも知れませんが、「ここをもっとこういう風に歌って」とか「ここをクレッシェンドで!!」という指導ではなくて、生徒さんがエネルギーの流れを意識することで、自然にそのようになったということはとても重要だと思います。

レッスンが終わって、ボーカリストって面白いと思いました。
自分のエネルギーを音にしていくのが、ボーカリストなのだと良く分かりました。本当に面白く、そして、難しい楽器です。

自分が歌う場合にも、チェーホフのメソッドをもう少し使ってみようと思いました。そのようなことを感じる機会を与えてくださった生徒さんにも感謝です。
頑張ろ~~~~~。

 

(2010年12月8日(水) 15:15)

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この記事を書いたコーチ

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