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足す文化、引く文化

イタリアに行ってみて気づいたことがある。
それが足す文化と引く文化。
われらが日本は明らかに引く文化、一方イタリアは足す文化。

一番知られているのはお釣りの計算方法じゃないでしょうか。
日本はもらったぶんから値段を引いてお釣りを渡す。
イタリアは値段をお釣りを足してもらったぶんと同額にする。

たとえば625円の本を買いました。1000円札出しましょう。
われわれは1000-625=375円がお釣りを計算します。
イタリアは625+(5+20+50+300)=1000円ってな感じで桁の小さいほうから順にお釣りを返される。
個人的には後者の方がわかりやすいかなーと思う。



それでさらに気づいたのはサービスにもこの傾向があるということ。
ここでいうサービスとはレストランなんだけれども(^^;)

うちのレストランは味見という名目で客が頼んでない料理を半分の量とかにして持っていくことがよくある。
デザートもわりとサービスとして一皿増やしたりもする。
客もこういうサービスは非常に喜ぶし、いいことだと思うのだが。。。

たまに日本の客に言われるのは
「いろいろ出してくれるより、ワインただにしてくれないかなー」とか
(デザートをサービスで出したときに)「デザートをサービスしてくれるよりグラッパをただにしてくれたらよかったのに」というもの。

日本人はやはり頼んでない何かを追加されるよりも、頼んですでに食べて(飲んで)しまったものを引かれるほうが好きみたい。
確かに頼んでないもの(必ずしも欲しくないもの)をサービスしてもらうより、好きで頼んだものをサービスしてくれるほうが得した気分になるんかもしれんですなあー。

以前ホールに30人ぐらいの団体が来たときに日本人のカップルがいたのだが、あまりにも団体がうるさすぎてそのカップルがブチ切れたことがある。
上層部は謝り倒して「ワインをもう一本サービスするから機嫌直してくれ」って頼んでたけど、やっぱりそういうものは受け取れないとか言って拒否してたし。

ま、確かに日本人からすると、特にこの場合、モノで釣るみたいな感覚あったりしますもんねえ。(^^;)
ってのも僕は感じてたから「そしたら、あの頼んだワインをただにしてやったら?」って言うと「それはできない。あれは彼らが頼んだものでそれは払ってもらわないといけない」だとさ。一緒じゃないん!?(^^)

 

(2013年7月29日(月) 2:05)

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