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第2回「いったい、なんのためのソフトなの?」

イラストレータというソフトを会社で使い始めた頃、私が思ったことです。

30年前、私が勤めていた会社は、テレビ放送でニュースキャスターなどが手持ちで説明に使うフリップと呼ばれるB3サイズのボードを制作する会社でした。
当時のフリップの制作は、地図フリップを例にとってみれば、

1.フリップの大きさに合わせて、白地図や地図帳などを拡大コピー。

2.コピーした地図を陸の色(茶や緑)の色紙に乗せてカッターで海岸線に沿って切り抜く。(リアス式海岸は大変( ̄∇ ̄))

3.海の色(青や水色)のB3ボードに2.で切り抜いた色紙をノリ付けし、出っ張った色紙を切り落とす。

4.国境線や鉄道、道路などをポスカやポスターカラーを使いフリーハンドで描く。

5.国名、駅名などをワープロで打ち、透明シールに印刷。カッターで切り離し、一枚ずつ地図に傾かないように貼ってゆく。

と、ざっとこんな感じでした。
その他にも、更にエアブラシ(絵の具のスプレー)で、陸を立体的に描いたり、海岸線をぼかして美しく見えるように仕上げてゆきます。

このように手間をかけて仕上げていた一連の作業が、イラストレータを導入する事によって、すべてコンピュータの画面上で出来るようになりました。

せいぜい印刷された用紙をスチレンボード(シールの付いた発砲ボード)に貼る手作業があるくらいになったのです。

自分たちが今までやっていた作業が全部出来てしまうソフトがある事に私は当時、驚く、というか不思議でなりませんでした。


いったい、このソフトは、もともとなんのためのソフトなのか?
どうして、このソフトだけでフリップが作れてしまうのだろうか?


フリップは、地図のほかにも表、箇条書き、イラスト、等々、色々な種類がありますが、イラストレータを使えば、それらも全部作れてしまいました。

当時のコンピュータ(Mac)はまだまだ処理速度が遅く、「印刷」とクリックしてから30分経っても1枚の印刷が出てこないような状態でしたので、始めは従来の手作業との併用がしばらく続きましたが、どんどんMacもプリンタも性能が良くなって、いつのまにか大量にあった大きな色紙は会社から全部消えました。


このように、イラストレータは、もともとは手を使ってペンや筆や定規やコンパスを使って作業していたものを、すべてコンピュータ上でやれるようにしてしまおう、といった発想から始まったソフトです。

私のレッスンでは、そうした従来のアナログな作業が、イラストレータだと、こんな風に簡単に出来てしまう、という驚きをまず見てもらいたいなぁ、と思っています。


まさに私が会社で経験して目で見たきたような大変化が「イラストレータが起こした革命」だったのだなぁと今さらながら思うのです。

 

(2018年9月24日(月) 15:01)

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