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デザインをする前に

今日はお二人の方のレッスンがありました。
お二人とも、ソフトの基本的な使い方は教えた後のレッスンだったので、今日はソフトの操作法よりもデザインについての内容の割合が多かった気がします。

この記事を読まれている皆さんは、デザインをするための素材(文字や写真やイラストなど)が準備され、その内容を確認してから、最初に何をしますか?

鉛筆を持ってラフデザインを描きだす人、おもむろにIllustratorなどのソフトを開いてオブジェクトを配置する人、ブラウザを開いてパクリネタを探し始める人…いろんな人がいると思います。

僕は大体は途方に暮れて昼寝するのですが(笑)、寝っころがりながらもぼんやりと考えるのです。

まずはデザインの中の主役を考えてみます。
それは、一番伝えたいテーマだったり、一番伝えたい言葉だったり、一番売りたい商品だったり、いろいろあると思いますが、とにかくそれを最初に考えます。
次はデザインの脇役について考えます。
脇役だって、いろんな役割があります。主役をサポートする人、主役と敵対する人、主役の考えを代弁する人、通りすがりの人、主役の背景の段ボールで作った木や岩の人…。
そんなことを文字や画像の原稿に当てはめて、たくさんある文字や写真を分類していきます。

そしてそれらが決まってから、どういう順番で登場させようか(位置や大きさ)、どういうコスチュームを着せるかどんな照明をあてるか(形や配色)なんていう演出(デザインレイアウト)を始めるのです。

もちろん配役を考える際のメモぐらいは取りますが、基本的には、文章や画像などの配役を決めてから、初めてノートやソフトの画面に向かうことが多いです。

デザインを始めたばかりの方は、パソコンのモニタの前で永遠に配役を取り替えっこして時間が過ぎてしまう…あるいは、主役・脇役の配役が不十分なまま、見かけだけを良くしようとデザインして、結局は役割がなんだか伝わりにくくて話もわからない、なんてことが多いようです。

とにかく、主役・脇役をはっきりと分けて考えてみること、それがデザインを始める前に一番大切なことです。
それが決まった上で、その役割を明確に示し、より効果的に見せて伝えるための視覚的なテクニック、つまりデザイン技術が生きてくるのだと思います。

ちなみに今日のレッスンでも、お二人の作られているものは全然違うものなのに(かたやLINEスタンプ、かたや商品パンフレット)、何度も主役・脇役という言葉を使ってデザインの説明をしました。

デザインをはじめるときにどうしても思い悩んでしまう方は、まずはこんな風に主役・脇役をじっくり考えてみるところから始めてみて下さい。

 

(2016年1月16日(土) 2:08)

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この記事を書いたコーチ

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