サイタWeb・デザインスクールIllustrator教室北海道 more・more イラレ&DTP教室 スクールブログ 「無駄」と呼ば...

「無駄」と呼ばれるモノへの考察 vol.2 「無駄」と「投資」の見極め

こんにちは(^.^) 
今日は前回に続き「無駄」についての第二回目、
【「無駄」と「投資」の見極め】のお話しを致します。


そもそも「無駄」の「駄」とは、馬に積む荷の事を云ったそうです。
つまり、「荷」を積まない「空足」のことが「無駄」です。

荷を運ばないので運賃である「駄賃(だちん)」は貰えません。
稼ぎにならない運行が語源です。

単純にお金のことだけをビジネスライクに考えれば
無駄を省くことはおおいに結構なことです。

しかし、お金に換算できない「考える時間」や
人が成長するための経験を得ることに費やす
時間やコスト迄も無駄と片付けてしまうことは
如何なものでしょう。

例えば、商品開発に試行錯誤を重ね、結果として
後世に残る大ヒットが誕生した事例は幾つもあります。

もしも、開発に費やす時間やコストを一概に縮小すること
をテーマに進めた場合、製品に求められる機能や利便性を
顧客ニーズのレベルに引き上げることは出来なかったかも
知れません。

では、この成功に繋がる鍵とは何でしょう?

恐らくそれは、「無駄」と「投資」の境目を見極める
「腹のくくり」みたいなものではないでしょうか。
それは決して先見の目の様な優れた眼力などではなく、
単純に「ここまでは捨ることになったとしても、
その先の伸びシロに期待しよう!」と云った
「投資を覚悟する」みたいなものだと思われます。

ここではこれを「期待投資」と仮に表現しましょう。
「期待投資」は自分にも他人にも行えます。
但し、期待通りの結果が得られなかった場合、
費やした時間は文字通り「無駄」なるかも知れま
せんし、その責任は自分にあります。

この責任を被る「覚悟」が明暗を分けます。

こう考えると一般に「無駄」と称され、省かれようと
するモノは、この責任を取る覚悟がつかない故に
省くのではなく、「避けられている」ことが多いように
思えます。

また、「失敗」=「無駄」と解釈されることもしばしばです。
確かに「失敗」に費やした時間は無駄になってしまいますが、
失敗から得られる「経験の価値」が後々大きな成果に繋がる
ことは多くの皆さんがご理解されるところでしょう。

自ら行う行為や、周りで起こる事象が「無駄」と見えるか「投資」として
益に転じるかは、考え方一つ、つまりは「腹のくくり」で決まって行きます。

本当の無駄とは「何が無駄なのか(だったのか)」を
考えようとせずにスルーてしまうことなのではないでしょうか。

安易に「無駄を省け!」と声高に叫ぶ人程、無駄の意味を
知らずにいることも、またしばしばです。(^u^)
「無駄」を知る者こそが、「無駄」を省くことが出来るのです。

その道で先を行く者ならば、後進には「無駄」と知りつつも
体験させる覚悟が必要と云うことです。

次回はこの話を踏まえて、私の中の「三人」の話に戻ります。
また是非、お越し下さい。

 

(2014年9月25日(木) 2:08)

前の記事

次の記事

新着記事

こんにちは(^.^) 高清水です。 ブログにお越しあ頂き、有難うございます。 札幌は枯葉が舞う季節となりました。 街並の奥にたたずむ藻岩山にも 秋の装いが見て取れます。 今年の紅葉は例年になく美しくなるそうですよ! 今日は「無駄」についての3回目、 1回目にふれた「三人の...

こんにちは(^.^)  今日は前回に続き「無駄」についての第二回目、 【「無駄」と「投資」の見極め】のお話しを致します。 そもそも「無駄」の「駄」とは、馬に積む荷の事を云ったそうです。 つまり、「荷」を積まない「空足」のことが「無駄」です。 荷を運ばないので運賃である「駄...

皆さんお元気ですか? 季節もめっきりと秋らしく、今朝降った雨は 少し雪の匂いがしました。 御身体ご自愛ください。 デザインの仕事をしていると、「気持ちの自分」と「体の自分」 そして「考える自分」の存在を感じます。 逸る気持ちで、あれやこれやとやるべき事や様々な思いに考えを ...

いつもブログをご覧いただき、有難うございます。 今日は『デザインって何?』の最終回 考察.4です。 前回の終わりは皆さんへの質問でしたね。 Q. ここに肉とジャガイモ、玉ねぎ、ニンジン、があったとしましょう。   さて、皆さんなら何を作りますか? 料理とデザインはとて...

8月も終わりを迎え、今朝の札幌は秋の匂いが漂っていました。 冷えた風の匂い。木々の青々しい匂いがすっかり消えて、 1時間程、窓を開け放っていると寒く感じられ、 何故か晴天の日差しが一層寂しさを強調するような そんな朝でした。 皆さんも風邪などをひかず、創作の秋を楽...

レッスン無料相談窓口のご案内

サイタでは、Illustratorレッスンに関する疑問に
専門カウンセラーがお電話にてご案内しております。
お気軽にご利用ください。

お電話相談窓口はコチラ

ブログ記事 ページ先頭へ