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あの時のぼく(1)

みなさんはじめまして。ぼくです。
イラストレーター、一緒にがんばりましょう。

それはともかく、ブログで何を書こうか大変思い悩み、寿命を0.01年ほど縮めた結果、
絵やデザイン関連で今まで受けた屈辱、
いや、衝撃を余すところ無く伝えていこうと決心いたしました。
では以下凡人の嘆きを存分にご賞味ください。

~絵が上手いということ 伝説の男編~

ある春の晴れた日、高校進学を果たした「ぼく」は、中学時代からの友人に不意に呼び止められた。
「漫画研究部入らない?」
漫画研究部?ハァ?何言ってんのコイツ。
「ぼく」がバスケ部でどんだけ活躍したか(してない)知らないわけじゃあるまい?

だが「ぼく」はお人好し(お人好しというかバカ。友人談)なのでブツクサ言いつつも漫研の部室についていった。
ここで僕は生来の素直さを残念ながら発揮してしまう。

「漫研入ろうよ」と先輩が言った。
「ぼく」は流れで「はい」と答えた。
断ると先輩に悪いので漫研に入部した。
この日からバスケ部でモテモテになるはずが、オタクになった。

「ぼく」は真面目なので、勉強そっちのけで一所懸命に絵(漫画)を描いた。
手塚先生が丸を描くのが上手かったと聞けば、丸を描きまくり、
たまには寝る時間も削って絵を描いた。

おかげ様で絵はそこそこ上達し、「ぼくプロになれるんじゃないの?」と勘違いするまでになった。


ある日、部活に「伝説の男」がやってきた。
その男はすでに卒業していた先輩だが、聞いた話によると絵がべらぼうに上手いという。
「ぼく」は思った。そんなに上手いなら見てやろうじゃないか。
見せてみろ、伝説となった男の実力とやらを!

その男は「やあ」とか言って部室に入ってきたと思う。
思う、というのは、あまりのショックで記憶が定かではないからである。

男は「どうやったら絵が上手くなるか」という仲間の質問にこう答えた。
「何も考えずに描けばいいんだよ。考えてる時間が勿体無い」
なるほどね、と「ぼく」は思った。だが未だかつてそれが出来た覚えはない。

そして男は鼻歌まじりに絵を描き始めた。
お題目は「ガン◯ム」である。
「ぼく」だってガ◯ダムくらい描けるさ。

だが、男の◯ンダムは一味、いや、五味は違っただろうか。
なんと男はベチャクチャ喋りながら、つま先からガンダ◯を描き始めたのだ。
なんという芸だろうか。しかし、それだけではない。
輪郭を先に描いてから中身を埋めるという暴挙に出た。
何か手本を見ながら描いたのではない。
想像だけでそれをやってのけたのだ。

出来上がった絵は、「ぼく」の想像をかるーく超えていた。
上手いとか、そういう陳腐な表現で語れる絵ではなかった。

紙の中に世界が広がっているのである。
そこに手を伸ばせば触れるんじゃないかと思えるほど、実在感があった。
これが世に言う「デッサン力」である。

「ぼく」は勘違いしていた。
「ぼく」は絵など上手くなかった。
真似して描けただけで上手いと思っていた。
たまに「ド◯ゴンボールの悟空」を模写して、鳥山なんか目じゃない的な事を言う不届き者がいるが、
まさにこれである。

絵が上手いということは、世界を創造することと同義。
「ぼく」は大いに絶望した。「ぼく」は紙の上でも神じゃなかった。

だが、「ぼく」は若かった。
努力すれば、いつか世界を創造できる。
そんな風に思った。

「ぼく」はまた、間違えた。


つづく。

※ちなみに「伝説の男」は、今現在も業界トップレベルのアニメーターとして活躍し、一目置かれる存在です。








 

(2013年7月4日(木) 16:53)

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この記事を書いたコーチ

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