コンピューターは道具です...とは当たり前のことのようですが、
劇的なテクノロジーの進歩によって、そのことを忘れてしまいそうに
なることはありませんか?
あらゆるPCソフトはどんどんバージョンアップし、コミュニケーションツールも変化し続けています。
しかし、デザインするための道具という部分では、コンピューターは
紙と鉛筆となんら変わらないと思ってます。
はじめてグラフィックソフトに触るみなさんは、きっととてもIllustratorに
難しい印象をお持ちだと思います。
でも、道具は道具。
鉛筆と消しゴムで素晴らしい作品を描き上げる方がいらっしゃいます。
「表現する技術」と感動を伝えたい「思い」が素朴なメディアをアートに
昇華させるのですね。
わたしもなかなかそんな境地までやり込めませんが、そんなスゴいことの
できる人のモチベーションを支えているのは「面白い!」「楽しい!」「スゴい!」を感知する好奇心だと思います。
Illustratorは紙と鉛筆に比べるとテクノロジーの固まりで、使い方に
コツが必要なのは間違いないです。
紙と鉛筆またはサインペンを思い浮かべながら、皆さんが楽しくものつくり
できるようにお手伝いできればと思っています。
(2010年10月18日(月) 14:28)