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行政書士試験と新元号 ~試験の現状と資格の有用性(後編)~

  今回は前回に引き続き、行政書士試験の現状と行政書士という資格の有用性についてお話ししようと思います。前編では試験の現状について、「前より競争相手が減ってきているぞ」というお話をしたので、後編の今回は「行政書士の資格をもってるとどんな効果があるか?」と列挙していきたいと思います。

◆行政書士試験と新元号~試験の現状と資格の有用性(後編)◆
資格の使い方には大きく2通りあります。1つは「資格そのものを使って職業とする」こと。そしてもう1つは「資格がある、というステータスを使って就職活動or今の職業の待遇に上乗せする」ことです。順に説明していきます。

1.資格そのものを使って職業とする
  これは資格試験に興味をもった方々からすると最もイメージし易い使い方なのではないかと思います。行政書士は、ものすごく簡単に言えば「法律関係の文書を書くことを仕事にする」ことができます。細かく言うと微妙に書けないジャンルのもあるんですが、ひとまずはこのイメージで間違いありません。契約書面全般に始まり、内容証明郵便で法律効果を生じさせる意思を表示することもできます。他にも最近出来るようになったこととして、特定行政書士という一定の条件を満たした身分になると、行政に対して行政不服申し立てということができるようになりました。例えば、お店を開きたいと思って営業の許可を申請したら不許可になった、なんて人のために、その不許可について効力を争い直すことなどがその内容になります。裁判は裁判で別に行政訴訟というのもありますが、それと並行した対抗手段の1つです。
  法律の資格としてここをご覧の皆さんがイメージするようなことが商売としてできるようになる。その意味で、こういう資格の使い方を考えている方は多いかと思います。

しかし、別にこれだけが使い方ではありません。

2.資格がある、というステータスを使って就職活動or今の職業の待遇に上乗せする
  就職活動においては、まず新卒の場合は年齢や経験がほぼ横一線になります。ですから、1つでも「何かが皆と違う」ということがとても強力な武器になります。例えば、大きな会社だと、新卒で入社したあとの研修などで自分の希望が上手く通らずにあまり興味がでない分野の部署に配属されてしまうこともあります。そんなときに法律系の資格をもっていることで、本人が法律系に興味があること、わざわざ法律関係の教育をし直さなくてもある程度の能力があることなどが証明される訳です。口で「自分は法律に興味があります、やれる自信があります」とアピールするよりも、資格1つ書く方がよっぽど説得力が出るのですね。会社にとっても1から教育しなくても良いというのはものすごく楽で助かることですから、会社ごとの都合があるとはいえ希望が通る可能性は飛躍的に上がるといえるでしょう。
  また、現在法律関係の部署で業務にあたっている方もいらっしゃるかと思います。その場合、会社にもよりますが、資格手当が設定されている場合もあります。要は、資格をもっている分だけ給料が若干上がるということです。他には、異動の希望を通りやすくする効果もあるでしょう。「法律業務やりたいのは分かったけど出来るの?」っていう相手方の疑問に対して、一定の回答になっているからです。また、他にも企業の中で法律業務に慣れたうえで「この業務だけで独立したい」と次第に思うようになり、そこで退職し初めて行政書士となるという方も多い印象があります。最初からそう計画をしていた訳ではないのでしょうが、結果的には「資格があるというステータスを使って修行して」「資格そのものを使って職業とする」という2つの使い道を合体させたようなライフプランになっている方は結構な数いるんじゃないかなぁという気がしますね。「どんな行政書士?」って興味をもった人が「あ、会社でこういう業務やってた経歴があるんだ。じゃあこういう関係の文書の作成をお願いしてみようか」と。このように、企業での法務経験がのちに独立した際の集客に役立つというパターンもよく見ます。

やはり資格試験となると最初にイメージするのは「資格そのものを使う」ことだと思いますが、こんな感じの使い方も昨今は増えてきている印象です。安定した環境下で修業を積み、いずれ独立するために資格を取っておくという流れですね。

以上が行政書士という資格の有用性の一例です。最近、僕がお会いする受講生の方々には後者のパターンが結構多くなってきているので、恐らくそれが最近の流行りなのかな?と思いますね。僕としても有意義な考え方だと思います。稼げるかどうか分からない資格のために頑張るなんて…と思って資格試験を敬遠する方も多いですが、今の環境を良くすることにも利用することはできるのですね。

前後編でお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。ゴールデンウィークやそれ以降に興味をもたれた方がいらっしゃったら、一緒に勉強しましょう!

 

(2019年4月30日(火) 23:16)

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