
2月15日
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民法の入門書では、よく「私たちの身の回りの生活は、様々な契約によって成り立っています。」と説明されます。続いて、コンビニで菓子パンを買う「売買契約」、電車やバスに乗る「役務提供契約」、会社に勤務する「雇用契約」などの具体例が挙げられることが多いと思います。 でも、なぜ民法では「契約」と呼...
テキスト・基本書を読み込む独学タイプの受講生の皆様向けのレッスンを開講しています。 債権法改正も踏まえた新しい基本書(契約法)を使用します。もちろん、皆様のお持ちのテキストのままでOKです。 契約法分野は、契約内容不適合責任への転換など、重要箇所が盛り沢山ですので、あせらず正確な理...
会社をたたむ時には、会社法に従い、「清算」手続が行われます。あまり馴染みはないと思いますが、株式会社の場合は会社法475条です。 日常生活では、「精算」という用語のほうがよく使うと思います。例えば、代金の「精算」などです。入力変換でも、「精算」が「清算」よりも上位候補です。 手書き...
10月頃、ようやく民法債権法改正の内容をフォローしたばかりでした。 今度は、相続法の改正です。。。配偶者居住権や遺産分割といった制度面の改正をはじめ、預貯金債権仮払いといった実務面の改正も含む重要事項ですので、何とか追いつかなければなりません。 特に、遺言をめぐる改正(自筆証書遺言...
実務に出て、依頼者の方からの相談を受ける際には、法律知識にとどまらず、依頼者の方との円滑なコミュニケーションを図る能力が不可欠です。 依頼者の方の中には、ご相談の背景にある複雑な人間関係などに疲れ果て、極度に猜疑心が強くなってしまったり、急に高飛車な態度をとる、こちらの話を一切聞こうとし...