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問題を作ることで分かること

今晩は。後藤です。

 今回は、「問題を作ることで分かること」について、私の思うことを書いていきたいと思います。


 大体の人にとって問題は「解く」ものであって、認識としては、誰かが作っているんだろうぐらいのものだと思います。

 ただ、自分で問題を「作る」ことで色々と分かることがあります。

 作り方としては、【問題形式】と【問題内容】について決めるだけです。

【問題形式】としては、「行政書士試験の問題形式で作る」、「オリジナルの問題形式で作る」のいずれかがあり、
 「行政書士試験の問題形式で作る」のであれば、一番作りやすいのが、行政書士試験の大半を占める問題形式である、「5肢択一」の形式(5つの選択肢{ア・イ・ウ・エ・オ}を作り、正解の選択肢の組み合わせ{又は不正解の選択肢の組み合わせ}は次の1~5の内どれでしょうという形式)です。

【問題内容】としては、「1つの小さいテーマ(民法なら「所有権」など)について作る」、「1つの大きいテーマ(民法なら「物権」や「債権」など)について作る」、「複数のテーマを組み合わせて(「物権」と「債権」について共通する部分と異なる部分を組み合わせるなど)作る」など、色々とあり、
 勉強して間もない場合は、学んだばかりの「小さいテーマ」についてしか問題を作れないと思いますが、それで十分です。


 例えば、行政書士試験の「5肢択一」の問題を作るとします。

 その場合、まず、選択肢を5つ用意するのですが、「正」の選択肢と「誤」の選択肢を用意しなければなりません。
 そうすると、問題のテーマについて「〇〇は△△である。」という風に学んでいた場合、最も単純な問題を作るなら、
「正」の選択肢としてそのまま「〇〇は△△である。」として、「誤」の選択肢として、「〇〇は□□である。」とします。

 ただ、この「□□」の部分を全く関係ないものにしてしまうと、あまりに単純で簡単です。実際の試験問題でも、単純で簡単な問題が出ることはありますが、それに慣れると少しひねった問題に苦戦するかもしれないので、あまりお勧めしません。

 では、どうするかといいますと、例えば、実際の試験問題でも出されるやり方なのですが、【「□□」の部分を似ているテーマから持ってくる】というやり方で問題を作れば、より難しい問題になります。

 実際に「契約の承諾」というテーマを例に問題を作ってみますと、

 「民法」では「契約を申し込まれたら、それに対して承諾しなければ契約は成立しない」のですが、
 「商法」では「その人の専門分野の契約ならば、申し込まれた契約に対してすぐに“ 契約しません”という通知をしないと、承諾したものとみなされて契約が成立する」という違いがありますので、

 【民法の問題】として作る場合に、「正」の選択肢として、「契約は承諾しなければ成立しない。」として、「誤」の選択肢として、「契約は承諾しなくても成立する場合がある。」とします。


 問題を考える過程で、どういう問題にしたら難しいか、自分が解く場合に嫌だと思う問題は何か、などと様々な考えを巡らせることで、先ほど出した例のように、【似ているもの同士を組み合わせて出題されたら嫌だな】というようなことが思いつくようになってきます。

 そうすると、勉強の際に似ている内容や表現には「より注意する」ようになり、とても良い対策になりますし、そういう問題が出るかもしれないと予想していれば、本番でうろたえることはなくなります。


 また、問題を作る場合、「間違いのないように」しなければいけないため、ちゃんと作れているかを今一度しっかり確認することになると思いますし、同時に、自分の理解が出来ているかを確認する作業にもなります。
 確認作業の中で新たな発見や疑問が出てくるかもしれませんし、そうなればより理解が深まります。


 そして、問題を作っていると、「選択肢がかぶらないようにする」、「【できる・できない】、【当てはまる・当てはまらない】のように、文章を変えて作る」など、問題を作る人が何を考えて作っているのが分かるようになってきます。
 その作成の過程で、本番の行政書士試験の「5肢択一」の問題と比べることで、出題のされ方についてさらに理解が進みます。
 

 さらに、作った問題を「期間を空けて解く」ことで、記憶の維持に役立ちます。


 以上、「問題を作ることで分かること」について書いてきましたが、まとめますと、問題を作ることで
①出題されると嫌な問題が分かる
②出題されると嫌な問題についての対策が分かる
③自分がきちんと理解できているかが分かる
④問題を作っている人の気持ちが分かる
⑤期間を空けて解けば、記憶が維持できているかが分かる
ということでした。

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

後藤 悠

 

(2018年2月27日(火) 21:14)

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後藤悠 (行政書士)

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