サイタ資格取得講座行政書士講座東京 納得いくまで行政書士講座 スクールブログ 法令科目の覚え...

法令科目の覚え方の一例について

今晩は。後藤です。

 今回は、「法令科目の覚え方の一例」について、書いていきたいと思います(あくまで一つの例として挙げますので、それがすべてではありません)。


 まず、イメージしやすいように法令とは全く関係のない話を出してみます。

 【彼の名前は田辺君、22歳の男性。子供の頃は素直でいい子でしたが、素直であるがゆえに周りの人に騙されることが多く、そのたびにどんどん人が信じられなくなり、人の悪い部分ばかりが目に付くようになりました。
 その結果、かなりの毒舌になってしまい、友達と会って話すときは常に誰かの悪口を言っています。お酒が入ると特にひどく、丸1時間ぶっ通しで言い続けることもあります。
 ただし、田辺君は金髪の女友達の前だと良い人になり、悪口は一切言わなくなります。
 さらに、会って話している友達の中に、最近不幸があった人など、田辺君が「かわいそう」と思った人物がいる場合も悪口は言わなくなります。
 そんな田辺君ですが、実は場の雰囲気を盛り上げるのが上手だったり、気配りができたりするということもあり、周りの友達からの評価はそこまで悪くありません。
 しかし、最近になって、田辺君には隠れたある一面があるのではないかということが友達の中で噂になっています。それは、「田辺君はラッパーを見かけると、側に誰がいようとラッパーを激しくディスり(けなし)だすのではないか」ということです。
 そして、少しためらいながらも、友達は田辺君本人にその噂の真偽を確かめたところ、田辺君から、「ラッパーだけは勘弁ならねえ」とだけ回答を得ました。その答えだけで田辺君の噂の真偽は明確になりました。】

 この話の中で、「田辺君の悪口の法則」ということを考えていきますと、

【原則】として、「友達と会って話すときに悪口を言う」
【例外①】として、「金髪の女友達の前だと悪口を言わない」
【例外②】として、「田辺君が「かわいそう」と思った人物の前でも悪口を言わない」
【例外の例外】として、「ラッパーの前だと、例外①②の場合でも悪口を言う」

ということがいえます。

 これらを基にして、「田辺君の悪口の法則」について正誤問題が出されるとすれば、

1、田辺君は常に悪口を言っている。

2、田辺君は女友達の前だと悪口を言わない。

3、田辺君と会って話している友達は、悪口を聞きたくなかったら、不幸話を持ち出して田辺君に「かわいそう」と思わせればいい。

4、田辺君に悪口を言わせるためには、ラッパーを連れてくるだけでいい。

5、ラッパーが田辺君に不幸な話を持ち出して、田辺君に「かわいそう」と思わせた場合、田辺君は悪口を言わない。

といった感じになります。それぞれの答えは

1=× 田辺君は「友達と会って話すとき」に悪口を言うので常に言うわけではない。
2=× 田辺君は「金髪の」女友達の前だと悪口を言わない。
3=〇 田辺君は「かわいそう」と思った人物の前では悪口を言わない。
4=〇 ラッパーの前ではどういう状況でも悪口を言う。
5=× たとえ田辺君が「かわいそう」と思っても、ラッパーである以上、悪口を言う。

となります。

 行政書士試験の法令科目の問題も、このような感じで出題されます。
 重要なことは、それぞれの科目のそれぞれのテーマごとに、【原則】を覚えて、原則に当てはまる問題を解ける状態にする、【例外】を覚えて、原則に当てはまらない問題を解ける状態にする、【例外の例外】を覚えて、原則と例外が入り乱れた複雑な問題を解ける状態にする、という段階があるということです(テーマによっては【原則】までだったり【例外】までだったりするものもあります)。

 加えて、田辺君の例でいえば、田辺君が「かわいそう」と思う基準はなんなのか、金髪の女友達は天然の金髪でないといけないのか、染めただけでいいのかなどの【争い=判例】を覚えて、このような問いに答えられる状態にする、という段階にたどり着かなければならない場合もあります。


 これらは1つのテーマごとに存在しますので、1つのテーマを全部覚えることは、テーマによっては時間がかかり、覚えきれないという可能性も出てきます。

 そこで、本題の「法令科目の覚え方の一例」を示しますと、とりあえず【原則】=【友達と会って話すときに悪口を言う】と【例外】=【金髪の女友達と田辺君が「かわいそう」と思った人の前では悪口を言わない】だけを覚えて次のテーマに進む、それでも厳しい場合は【原則】だけでも覚えて次に進むという方法です。

 そして、テーマを何周かして少しずつ覚えることを増やして【例外の例外】のようなものも覚えるようにしていけば、人によっては理解がスムーズに進むのではないかと思います。

 複雑なテーマの場合、一度覚えただけでは、すぐに忘れてしまうこともあり、加えて、復習は必ずしなければならない(例えば2月に覚えたことを11月まで覚えていられるかを考えれば何となく分かると思います)ことでもあるので、覚えるべきものを何回も見ることになり、覚えやすくなると思います。


 以上、「法令科目の覚え方の一例」について書いてきましたが、試験本番では、普段は感じない緊張感がある中で解かなければならず、サッと頭の中に浮かばないと時間制限内にすべての問題を解くことができなくなります。
 どんな方法であれ、入念に覚えることをオススメします。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

後藤 悠

 

(2018年1月29日(月) 21:58)

前の記事

次の記事

この記事を書いたコーチ

基本書にはない独自の対応策で指導!記憶に残る授業で合格までサポート!

新着記事

今晩は。後藤です。  今回は、「勉強における効率」について、私の思うことを書いていきたいと思います。  勉強をしている人は誰しも、「効率良く」勉強したいと考えているものです。  そのため、資格試験のための塾や予備校、オンライン講義などで「対策講座」を受ける人が多いと思いま...

今晩は。後藤です。  今回は、「勉強がつらいと思ってしまう人の一例」について、私の思うことを少し書いていきたいと思います。  「つらい」と思ってしまう人は、勉強を「単なる1つの作業」だと思ってしまっているのではないでしょうか。  さらに、その作業の内容を、基本書や参考書などに...

今晩は。後藤です。  今回は、「問題を作ることで分かること」について、私の思うことを書いていきたいと思います。  大体の人にとって問題は「解く」ものであって、認識としては、誰かが作っているんだろうぐらいのものだと思います。  ただ、自分で問題を「作る」ことで色々と分かるこ...

今晩は。後藤です。  今回は、「文章をきちんと理解することの大切さ」について、私の思うことを少し書いていきたいと思います。  例えば、「民法」の条文を1つ挙げます。 (養親子等の間の婚姻の禁止) 第七百三十六条 養子若しくはその配偶者又は養子の直系卑属若しくはその配偶者...

今晩は。後藤です。  今回は、「勉強の計画」について、私の思うことを少し書いていきたいと思います。  資格試験のために勉強をしている大体の人は、それぞれに都合を考え、試験当日までの期間をどう過ごすかについて、ふわっとした計画であろうが、きっちりとした計画であろうが、何かしらの勉...

レッスン無料相談窓口のご案内

サイタでは、行政書士レッスンに関する疑問に
専門カウンセラーがお電話にてご案内しております。
お気軽にご利用ください。

お電話相談窓口はコチラ

ブログ記事 ページ先頭へ