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行政書士試験と勉強法の基本~インプット(暗記)とアウトプット(練習)、どっちも絶対必要~

  小・中学校の頃の勉強している気になっている人のアピールって、とにかく丸暗記だったと思うんです。自分で言っていて若干耳が痛くてたまりません。あれが通用していたのは、丸暗記したままの答えを書くことが求められていたからです。
  ところが、大人になってくるとそうでもないことに気付く、というか気付かないと点数が伸びなくなってくるんですよね。行政書士試験もそうです。

◆行政書士試験と勉強法の基本~インプットとアウトプット、どっちも絶対必要~
1.丸暗記が絶対ダメな訳ではないのが大前提
  丸暗記による勉強を「応用力が育たない」だの「そんなのが勉強なら機械にでも記憶させた方がよほど優れている」だの言う方がいますが、そもそも答えが決まっているものについて勉強する時に覚える以上のことって何も出来ないと思います。逆にそれ以外のことを挟むのは無駄です。法律の勉強をした人は「丸暗記による勉強は良くない」と言うことがとても多いですし、それは確かにある意味正解なのですが、言う場面を考えないと聞く相手が誤解する表現なのも間違いないのですね。
  法律の勉強をした人達は「丸暗記では対応できない部分についてまで丸暗記しても意味がないぞ」と言っているのであって、「丸暗記による勉強が間違った勉強だ」と言っている訳ではないのです。どっちも使えば良いのです。極端に勉強法に革命を起こす必要があるのではなく、足りない部分は新しい勉強法で臨めと言っているだけです。いわゆる「考える・理解する勉強法」とでも言いましょうか。それは一体何なんだ、ということですね。

2.何故そんな勉強が必要なのか
  これは簡単な話です。丸暗記が通用するのは、丸暗記したままの答えが要求されているからそれが一番効率が良いのです。「リンゴを英単語で書け」と言われているのに「apple」と覚える以上に効率的な勉強はありません。アルファベットの成り立ちなんか考えていてリンゴがappleだなどと辿り着ける日本人はまずいないと思います。だからこういう時は暗記で良いのです。
  しかし、法律の事例問題の場合、同じ状況や事例は二度とないというのがポイントです。似た例っていうのは結構あるんですが、全く同じという例はそうそうありません。ということは、覚えていたものをそのまま答えても正解にならないということです。似ている事例というのは、同じ部分と違う部分がある訳ですが、違う部分が結論に影響を与えるのかどうか?ということを考えないといけません。与えるなら似ている事例でも答えは真逆になるし、与えないなら答えは同じままです。この時点で、ヤマ勘では当たる確率は2分の1です。正答率が7割近くいかないと合格出来ない行政書士試験で、2分の1の確率で勝ち続けるのはちょっと分が悪い。だからこそ、勘に頼らず自分の分析能力で判断出来るようにならなければならないのですね。

3.そうするとどんな練習をすると良いのか
  武器(知識)自体は1つしかありません。しかしそれを使う状況が毎回変わる訳です。だから、「今度はこの知識はどう使うんだろう」「こうかな」「あ、そういう風にも使うんだ」と、知識の使い方を勉強するのが大事になります。具体的には、暗記したつもりになっている知識を問題集でひたすら解き進めます。同じ知識を問うてるのにこんなに違う文章になるのか?と驚くようなケースも沢山出てきます。「なんだよ、それが答えならもっと素直に聞いてこいよ」などと腹が立つような問われ方、波長の合わない問われ方も沢山出てきます。それらを全て跳ね除けられるようになるべく、沢山使い方を学ぶのですな。

  いかがでしょうか。結局、「試験に向いた勉強をしろ」というのが大事なのであって、「丸暗記がダメだ」なんてことはないのだ、ということです。ダメなところも確かにありますが、極端に変更したって逆効果だぞ、というお話でした。

 

(2018年1月11日(木) 23:13)

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