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行政書士試験と記述式試験~対策がない訳ではない~

  今日は記述式試験について述べたいと思います。以前に書いた日記でも何度か触れましたが、いまいち基準の不透明な形式ではあるものの、記述式試験の原則にはある程度準拠した採点の仕方はしていると思います。

◆行政書士試験と記述式試験~対策がない訳ではない~
1.減点法と加点法
  記述式の試験は、減点法か加点法かによって難易が変わりますが、行政書士試験は恐らく加点法ではないかと思います。減点法の割には点数が低過ぎる気がするので。
  僕は(行政書士試験ではありませんが)論文式試験の採点をしたことが何度かあるのですが、減点法というのは「間違いがあったら減点する」んです。ということは、「合ってる」のはもちろんとして、「間違ってるとはいえない」ものも減点しないということです。だから、結果として点数が大きくなり易いんですね。

2.加点法
  これに対して加点法は、「合っていたら」点数が貰えるんですね。そうすると、「間違っていたら」貰えないのは勿論なんですが、「合ってるとはいえない」程度のものも全部点数にならないことになります。「間違ってるとはいえない」と「合ってるとはいえない」の差がこんなところに出るんですね。
  そうであれば、行政書士試験の論文式試験では、「間違えない」練習ではなく、「正解する」練習をしないと点数が取れないということになります。

3.問いにちゃんと答える
  記述式試験はぱっと見ると3問なんですが、1問の中に実は指示がいくつもあります。「こういう時には『誰が』『いつまでに』『どんな方法で』応じるべきか」などと問われている場合には、『』の中に書いてあるものには1つずつに配点があるんですね。なので、これらについて全て満たされていないと満点は取れない、ということになります。
  そう聞くと厳しいですが、逆にいえば『』の中が1つでも書かれていればちょっとでも点数は貰える場合がある訳ですから、全部は分からなくても最後までしっかりあがいて点数を取りにいける、ともいえます。

4.一応の基準
  どんな採点をしているのかは不透明だと述べましたが、一応過去数回分の問題については公式ページに解答が公開されています。記述式についても記述例が書かれているので「これくらい書かれていれば文句なし」と試験委員側が考えている基準がある程度透けて見えます。「こういう問いにはこう答えろ」という、予備校のテキストでも、模試の解答でもなく、採点者本人の答えが載っているのですから、これを最も参考にすべきです。極端な話、予備校や模試の採点者に受けが悪くても、本試験の採点者に受けが良ければそれで良いのですからね。

  いかがでしょうか。毎度毎度物議をかもす記述式試験ですが、だからといって無策で挑むのも愚策です。1問4点程度が基本の択一式試験と違って、ハマれば一気に20点も取れる可能性があるのですから、しっかりその可能性を上げる準備はしておくべきだと思います。

 

(2018年1月6日(土) 18:58)

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この記事を書いたコーチ

記述式形式の指導にも定評あり。知識を記憶として定着させるお手伝い

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