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独学について

今晩は。後藤です。

 今回は【独学】について、私の経験談と考えを少しだけ書いていきたいと思います。


 私は、独学(基本書+問題集+自分で調べた情報+念のための模擬試験)で行政書士試験に合格しました。

 なぜ塾に通ったりWEB講座等を受けたりしなかったのかといいますと、【必要ない】と考えたからです。

 行政書士試験は出題科目の「基本」が多く問われる試験です。そして、その「基本」は「基本書」で大体網羅されています(不親切な説明があったり、必要な情報が不足していたりしますので、注意は必要です)。

 塾等に通ったりWEB講座等を受けたりする人は、「何から始めて何を勉強していいかわからない」、「専門的なことだから専門家にまかせたい」、「漏れなく対策したい」等々色々な事情があると思います。

 説明を受けなければわからないような難解な試験等を受ける場合であれば、塾やWEB講座等を受けて深く勉強することは良いことだと思いますし、それは必要なことだとも思います。

 しかしながら、行政書士試験に関していえば、難解な試験ではありません(「一般知識」科目で対策不能なキテレツな問題が出ることはあります)ので、独学で十分に対策ができます(ネット等の一部で「憲法」や「民法」の択一問題は司法書士試験レベルであるという記載を見たことがありますが、実際に解いた経験からいって【ありえない】です)。


 ここで【独学の長所】について書いていきます。


 まず、「身につきやすい」ということがいえると思います。

 「基本書」等を読んで、自分で考えて理解しながら進めていく過程で、「これはどういうことだろう?」という疑問が自然に出てきます。
 出てきた疑問に対して、答えもまた、自分で探して理解していくので、それだけの労力をかけた分、記憶に残りやすいと思います。

 塾やWEB講座等では、「多数に対する、画一の説明」がなされるのみで、受講する1人1人が感じた多種多様な疑問に対して答えることができません(個別での質問を受けつける場合もあるとは思いますが、1人1人に割ける時間は多くはないと思います)。

 その画一の説明で納得して進めるのであれば、何の問題もありませんが、疑問を抱えたままどんどん進んでいってしまうと、結局、後で調べることになり、説明を受けた時に理解できるはずのものが、後になって理解しなければいけなくなり、自転車操業のような身につきにくい状態になりかねません。

 試験本番では、誰も教えてくれません。
 
 自分自身が、「問題に答えられるレベル」で理解していなければならないので、「身についているか否か」は最も重要なことです。


 次に、「勉強の進め方、時間、リズムが自由に決められる」ということがあります。

 【勉強の進め方】については、「1つの科目を一気にやる」、「1つ1つの科目を少しずつ進めて全体を把握する」、「似ている2つの科目を同時進行でする」等、自分のやりたいようにできますし、

 【時間】については、「短時間で集中する」、「時間をかけて理解を深める」、「勉強と他の事を交互にする」等、その人の性格を尊重できますし、

 【リズム】については、「今日は疲れているから休む」、「今日は元気だから頑張る」、「気分転換しよう」等、自由自在です。
  
 塾やWEB講座等では、決められた方針に従わなければならないので、そのやり方が自分に合わなければそれでおしまいです。
 そこまでひどいものはないとは思いますが、全部が全く同じということはないと思いますので、「合う合わない」という問題がないとはいえません。


 そして、「発見する面白さがある」ということがいえると思います。

 勉強を続けていく上で、「気づき」、「面白さ」、「理解の深まり」等を感じることは大切なことであり、必要なことでもあります。

 あたかも研究しているかのような感覚が、独学にはありますので、そういうことが好きな人にとっては最も効果的で良い勉強方法といえると思います。

 「謎解きゲーム」で、自分の力で解いたときと、分からずに答えを見て解いたときの違いは明らかですよね。あの感覚に近いと思います。

 塾やWEB講座等では、「発見してもらう」といった感じですので、説明された全ての情報を、よく考えもせずに、受け身で聞いていると、勉強の全てが単調な暗記になりかねません(つまらないです)。

 
 では、ここからは【独学の短所】は何なのかを書いていきます。


 まず、「勉強方法等の方向性を間違えるとつらい」ということがいえると思います。

 例えば、私も経験がありますが、よく理解しないまま、ひたすら暗記する作業を選んでしまうと、あまり効果的ではなく、暗記した文言通りの問題くらいしか解けないので、軽い絶望を感じます。
 

 次に、「だらけやすい」ということがいえると思います。

 自分で自分を管理できない人の場合、ついつい遊んでしまったり、サボってしまったりして、結局、勉強しなくなるという最悪の状態になる可能性があります。


 そして、「孤独」ということがいえると思います。

 私の場合は特に問題はなかったのですが、人によっては、孤独を感じて不安になり、勉強に支障が出てしまうこともあると思います。
 孤独ということがプレッシャーとなり、試験本番を何か巨大な存在に捉えてしまい、うまく力が出せなくなるということもあるかもしれません。


 「独学」について色々と書いてきましたが、もし何か「個人指導」という助けがあるのであれば、独学の方向が間違っていないかの確認や、分からないところの補助、以前覚えたことの復習のタイミング等、その人に必要なもの、その人が求めているものを提供でき、「独学」を最大限に効果的な勉強方法にできるのではないでしょうか(露骨)。


 以上、長くなりましたが、私は「独学」をする全ての方を応援しています。忘れることを前提に、問題を見て「見たことがある」ではなく、「答えられる」勉強を目指して下さい。
 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

後藤 悠

 

(2017年12月12日(火) 21:14)

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