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儲かった日も代書屋の同じ顔

 行政書士は、よく、代書屋とかいわれます。もうちょっと親しみをこめると代書屋さんと言われたりします。タイトルの言葉は、その行政書士を取り上げた落語のマクラで使われる川柳。

 法律関係の資格は大別すると代言人と代書人に分かれるでしょう。

 代言人は弁護士、本人に代わっていろいろ言う(その中心が訴訟の場)人ということです。弁護士を足蹴ざまに言う時に「三百代言」と言ったりしますね。

 一方の代書人は、本人に代わって法律に関わる書類を作成する人ということになります。だから、司法書士(登記など不動産に関わる書類など)、税理士(税金に関わる書類など)、弁理士(特許申請等知的財産権に関わる書類)なども代書人となるわけです。(もちろん、昨今の法制度の変革で、一定の枠内で訴訟を扱えるようになってきて、たんなる代書人にとどまっていなくなってきているところもあります。)

 そういった代書人のなかでも、代書屋という行政書士のイメージが強くなるのは、やはり、行政書士が扱える書類の種類が他に比べて圧倒的に多いことによるからです。風俗営業や建設業などの営業許認可の申請書類、車を買う時に必要な車庫証明やクーリングオフなどの時によく使われる内容証明などの事実証明に関する書類、そして、契約書や遺言書などの権利義務に関わる書類等、多種多様にわたっています。むかしの行政書士(代書屋)は、履歴書なんぞも代書したようです。

 上に記した「代書屋」という落語では、代書屋さんのところに履歴書の代書を頼みにきた男とのとんちんかんなやりとりでおおいに笑わせてくれます。

 多くの落語家が手掛けるお話で、You Tubeなどに動画や音声が上がっています。試験勉強の気分転換に、聴く(見る)のもいいかもしれませんね。

 

(2015年5月16日(土) 11:32)

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